日曜日から作業開始!
先日我が家へやってきたRV、日曜(日本時間では月曜)からタイニーハウスプロジェクト、始めようと思います!
その前に少しだけお披露目。じゃじゃーん!
1996年製のCoachman社のSantaraです。
ここは1年中雨が多いので、ずっと雨に曝されているとすぐに緑色の苔のようなものが生えてくる?くっついて?きてあちこち汚れていますが、そのうちプレッシャーウォッシュをしようと思っています。
この左側の真ん中窓2つが付いている部分がぐぐっと外側へ出て、車内スペースが広がるようになっています。カウチとダイニングテーブル、右側はキッチンになっているので、ここは普通の家で言うと、キッチン+リビングダイニングになります。
↓ スライドアウトしていない状態。運転席側から撮った写真。
正面に見えるのがベッドルーム。
↓ スライドアウトした状態。運転席側から撮った写真。
グリーンのカーペット分、外に広がります。
床もキャビネットも壁紙もカウチも何もかもが古めかしいので、張り替えたり取り換えたり、ペンキを塗ったりで大改装します。
初日の日曜日は、とりあえず奥のベッドルームの壁紙とカーペット剥がしからスタートになるかなーと思います。が、1日中雨で最高気温9℃の予報…過酷だわ。
2歳児がはまったお手伝い
先日作ったココナッツバナナのロークッキー、息子の反応がすごく良かったので追加でまた作りました。
最近何でも自分でやりたがり、いつも私や夫の真似をしてお手伝いをしたがる息子に、今回は材料のバナナを切るというお仕事をお願いしました。
バナナは柔らかいから手でちぎれば済む話なのですが、おままごとで野菜を切る遊びも好きだし、3歳前だしそろそろキッチンのお手伝いなのでをやらせてみても良いかなと思っていたので試しに「バナナとんとん切ってくれる?」と聞いてみたら「〇〇、や
る!」と元気な返事が返ってきたので早速挑戦。
今回は初めてなので、包丁ではなくカトラリーのナイフを渡しました。これだと手は切れないけれどバナナは切れるので丁度良いかな、と。
結果、とーっても楽しそうに切ってきました。
勿論左手の指を切りそうになりながら(実際は切れないけれど。)、「ねこのて!ねこのて!」と呪文のように私の言葉を繰り返しながら、大小さまざまな形に切ってくれました。
朝食を食べてすぐにバナナ切りの任務をお願いしたのですが、この作業が相当楽しかったようで、昼食の後にも「バナナ切ろっかー♪」と、張り切ってました(笑)
これから暫くバナナ切りにハマり、その後はもっと他の物も切らせろー!ってなるんだろうな…。
洗濯物を洗濯機に入れる、乾燥機から衣類をバスケットに移す、ゴミをゴミ箱に捨てに行く、そんな簡単なお手伝いからバナナを切るというお手伝いの間には、彼にとっては大きなステップがあったのでしょうね。
重なる時は重なる
アメリカに引っ越してきて今まで2回、ドイツからはるばる同僚(日本人)が遊びに来てくれました。仕事柄、みーんなフットワークが軽く、1泊2泊でもひょいひょいどこでも飛んで行ってしまう彼女たち。今の私は彼女たちとは程遠く、髪を振り乱して子育て&のほほん主婦をしているので、刺激的な彼女たちの話を聞けるのがとても楽しみなのです。
先月初頭に突然連絡があり、今月末2人の同僚が弾丸で会いに来てくれる事になっていました。約2年振りの再会。息子と夫を交えてみんなで食事をしようと盛り上がっていたら、また別の同僚が休暇で数日会いに行きたいと連絡が入りました。しかも日程は他の2人と重なるという…。何という偶然!!!
普段はみんな仕事にプライベートに忙しく、私は子供がいるのでお互いの予定を合わせてアメリカで会おう!とはなかなかならないのですが、今回はまさかの3人の来客を同時に迎える事になり、ビックリしながらもとてもワクワクしています。重なる時は重なるんですね!
同僚達はみんな同期入社で、一緒にドイツに渡り、仕事のトレーニングを受けながら家探しをし、楽しい時も大変な時も一緒に乗り越えてきた仲間です。私みたいに結婚したり子供が産まれて育児休暇中の同期もいれば、仕事をバリバリ頑張ったり、様々な資格を取ったり、インストラクターとして教えていたり、それぞれの道を進んでいて出会ったばかりの頃には想像できなかった未来を生きていて、何だかとても不思議な気持ちになります。
私は蟹座の蟹座なので(笑)、結構自分の殻に閉じこもりやすいし、人と会う時間よりもひとり時間の方が好きな人ですが、久々の同期との再会にここまで心躍っている自分に少し驚いています。楽しみだな。
焼かない!ココナッツバナナクッキーを作る〈ビーガンおやつ〉
暖かくなり、ノースウェストでは新鮮ないちごやブルーベリー、ぶどう等が店頭に並ぶようになりました。
息子のおやつも、干し芋やりんごなどの冬のフルーツから徐々に春夏のフルーツに切り替わりつつありますが、まだ気温がグッと下がる日もありフルーツだけだと体が冷えやすいしオーガニック認証のベリー類ぶどうはまだ少し値が張るので、今日は息子と一緒にローデザートを作りました。
最初にさらっとRawfoodについて説明します。
Raw dessertやRawfoodの最大の特徴は、48℃以下で調理をするという事です。
食物に含まれる酵素は48℃以上の熱を加えると失われると言われていて、アメリカで生まれた酵素栄養学では食事から積極的に食物酵素を摂ろうと言う考えがあります。
Rawを直訳すると生(なま)とか未加工という意味になりますが、「生のままで」と言うと、野菜やフルーツをそのまま食べる、サラダにして食べるというイメージが強いと思います。実際は乾燥させたり、冷やし固めたり、発酵させたり、調理法も様々、普通の料理やデザートに負けず劣らず美味しいものが作れます。最近有名になってきたナッツミルクも本来は、生のアーモンドやカシューナッツ等を使って作ります。
アメリカの都市部では、ローフード専門のレストランやカフェがあり、私の住む場所にもローフードカフェが何軒かあって人気があるみたいです。日本でも、ローフードやローデザートのお店、いくつかありますよね。これから更に増えるのではないかなーと、個人的には思っています。
さて、話を戻して今回作ったココナッツバナナクッキーについてお話します。
フードプロセッサー(ハイパワーミキサーで代用可能)とディハイドレーターが必要になります。ディハイドレーターが無い場合については、最後に触れたいと思います。
ー材料-
- バナナ 200g
- デーツ 15g
- ココナッツパウダー 40g
- フラックスシードパウダー 30g
- 水 大さじ2
- 生アーモンド 200g
- シナモンパウダー 小さじ2
- 塩 少々
ー下準備ー
- 生アーモンドは一晩水につけておきます。そうすることで人体に有害である発芽抑制物質(アブシジン酸)を無毒化することが出来ます。この発芽抑制物質は生アーモンドだけでなく、生のナッツ類、種、玄米に含まれるので、調理前に一晩水につける必要があります。
- フラックスシードパウダーと水を合わせてふやかしておく。
ー作り方ー
- 一晩水につけておいたアーモンドを良く洗い水気を切って、フードプロセッサーにかける。かけすぎるとアーモンドの食感が消えてしまうので、注意!
- 1にその他すべての材料を加え、フードプロセッサーにかける。
- 好みの大きさに丸めてディハイドレーターのメッシュに乗せ、45℃で24時間乾燥させる。(ソフトクッキーなら約12時間、更にしっかり乾燥させたければ約24時間)
ロークッキーは45℃で乾燥させて作るので、ナッツやバナナ等の酵素はそのまま頂く事ができます。アーモンドをカシューナッツに変えたり、半々にしても良いです。フラックスシードは栄養素を高めるために入れましたが、無くてももちろん作れます。
そして我が家にはフードプロセッサーが無いのでVitamixを使いますが、その場合はレシピの分量通りか、それよりも少し多めに作らないと上手く回りません。フードプロセッサーの場合は半量でも出来ると思います。
ディハイドレーターが無いと上手く乾燥できないので作るのが難しいですが、バナナやデーツなど水分を多く含む材料を気持ち減らして丸め、表面にココナッツパウダーをまぶしてブリスボールにすると美味しく頂けます。
Kombuchaを楽しむ
昨年の7月にコンブチャを育て始めて、ちょうど9か月が経ちました。
スコービー(コンブチャの株)がどんどん増えて、途中友達のところへお嫁に出したり、古くなったスコービーは処分したり、冬の間はスコービーを休眠状態にして保管したりで結構量を減らしましたが、今でも元気に育ってくれています。(今はスコービーの半分は休眠状態にして冷蔵庫で保管中です。)
コンブチャスターターを購入して暫くの間は紅茶を使って発酵させていましたが、途中で紅茶と緑茶の2種類に分けました。左2本が紅茶、右2本が緑茶です。
仕込む時にはスコービーは大体表面にぷかぷか浮いていて、その上にまた新しいスコービーの層が出来るのですが、発酵に時間が掛かったり、瓶を途中で動かしてしまうと、写真のようにスコービーが沈んでしまう事もありますが、発酵には問題はありません。
天候や入れる砂糖の量によって味が変わるのもコンブチャの面白いところです。
紅茶で作るコンブチャと緑茶で作るコンブチャ、それぞれ美味しいのですが、緑茶で作るコンブチャはまるでレモンティーのようなさわやかな香りで、これからの季節にとても合うのではないかと思います。
この他にも、ウーロン茶やジャスミンティー等を使ってコンブチャを育てる事ができますが(コーヒーでも作れるという噂も…)、なるべく自然栽培されたものを使うと良いと思います。
おすすめの本『みんなのちきゅうカタログ』
子供用の本ですが、ゼロウェイストやエコな生活に興味を持ち始めた人、自然と寄り添った暮らしがしたいと思い始めた人におすすめな一冊をご紹介したいと思います。
その名も『みんなのちきゅうカタログ』
パーマカルチャー界では知らない人はいない、ソーヤー海さん監修です。
食の事、命の事、消費の事、デザインの事、お金の事、マインドフルネス、セブンジェネレーション、ゴミを出さない暮らし、そしてパーマカルチャーの事…
子供向けの本ですが大人が読んでも楽しくてワクワクする内容盛りだくさんです。
水も食も何もかも"買う"事が当たり前とされているけれど、本当に選択肢はそれしかないのかな?生きている限りゴミが出るのが当たり前と思いがちだけれど、本当にそうなのかな?既存のシステムやルールに沿って生きる事で、失うものは何だろう?そもそも生きるってどういう事?…この本を読んで沢山考え感じ、自分が今できる事はすぐに行動に移していこうと思うようになりました。
漢字にはルビがふってあるので、小学校低学年頃から読めると思います。息子はまだまだ読めませんが、もう少し大きくなったらプレゼントしたいです。
Amazon.co.jpで、『みんなのちきゅうカタログ』の中身を少しだけ見る事が出来ますので、気になる方はこちらからどうぞ!
最後にソーヤー海さんが始めた東京アーバンカルチャーの公式サイトのリンクを貼っておきます。
www.tokyourbanpermaculture.com
RVを買いました!
この度、中古のRVを購入しました!!!
RV(Recreational Vehicle)、日本語で言うところのキャンピングカーです。
キッチン、バスルーム、ベッドルーム、そしてダイニングエリアがあり、車の一部がスライドアウトして車内(室内)が広がるタイプのものです。写真が無いのでピンとこないかもしれませんが…大きな買い物です(笑)
RVの詳細は、写真も含めて追々紹介していければと思っています。
このブログを以前から読んで下さっている方は既にお気づきかもしれませんが、私達、このRVをリモデルしてタイニーハウスにして暮らす予定です。
1996年に製造販売されたRVなので、内装はアメリカのおばあちゃん家のような何とも古めかしい感じで、カーペットも古くて汚れているし、キャビネットも傷んでいたり手直ししなければならないところが沢山ありますが、基本的には業者には頼まず、DIYでこれから少しずつ改装して私達のタイニーハウスを作っていこうと思っています。
実はこのRVに決める前に3台の中古RVを見に行きましたが、車内がカビだらけだったり、狭すぎたり、故障していたりで安く購入しても修理したり修繕するのにかなりお金が掛かるようなコンディションで、購入には至らなかったのです。
内装は改装が必要ですが、エンジンやジェネレーター等の走行に必要な装備のコンディションは問題なく、夫の友人(車の整備士)に全て確認してもらったら、RVの状態と提示価格のバランスから見てもこれは買いでしょう!とGoサインが出たので思い切って購入する運びとなりました。そしてオーナーさん、少し値引きもしてくれたのでお得に購入できました。
今のアパートには駐車できるスペースが無いので、夫の職場の広い駐車場に停めさせてもらっていて、時間を見つけては夫と寸法を測ったり掃除をしたり、オイル交換をしたり今できる事を少しずつ始めています。まだまだ内装をどうするか具体的には何も決まっていないので今すぐ何か作業に取り掛かるという事はできないし、今のアパートからタイニーハウスへ持っていくもの、不要になるものの整理もしなければならないけれど、もし私達のタイニーハウスプロジェクトに興味がある人がいるなら、YouTubeにプロジェクトの経過~完成までをアップしよう…かな?と夫と話をしていますが、どうなる事やら…です。
新たに「タイニーハウスプロジェクト」というブログカテゴリーを作ったので、今後の経過はそちらを見て頂けたらタイムラインに沿って順に見やすくなるかと思います。