living sparkly naturally 地球と身体にやさしい生活

ワシントン州からフロリダ州に引っ越し。身体にやさしい食生活、ゆるゼロウェイスト、そして二児の母としての毎日を綴ります。2021年6月からフルタイムRV生活をしています。!

子どもの自己治癒力の高さと言ったら

アメリカ帰国間近になって、やらかしてしまいました。

風邪を引いてしまいました…母子共に。しかも私が先に風邪を引くという大失態。

何となく怠いなと思っていたら、見る見るうちに発熱。熱が落ち着いたら今度は喉の痛み。唾を飲み込むのも苦痛な位扁桃腺が腫れてしまいあまりにも辛くて発熱した最初の2日間は先にベッドで休ませてもらい、息子のお風呂と寝かしつけは母にお願いしました。まだ喉の痛みが残るもののもう大丈夫だろうと思っていたら、今度は息子に異変が…。

朝起きて息子の顔を見ると、目やにが大量に出ていました。それ以降昼間は殆どでなかったので大丈夫だと思っていたら、また翌朝目やにが沢山出ていて目の周りにくっついてる。これは結膜炎か?アデノウイルスプール熱)か?ただの風邪の一種か?

目をよく見たら何となく赤く充血しているようなしていないような…。結膜炎ではなさそう。発熱も無いし、扁桃腺の腫れも咳も出ていないし、アデノではないよね。

もし結膜炎だったり、重度の風邪やウイルス感染で飛行機に乗せて中耳炎になってしまっても困るし、周りの人にも迷惑だし、今回は小児科に連れて行こうかと思いましたが、こんな日に限って休日。休日診療医を探すものの、これは本当に病院に行くべきなのかと悩み…。というのも、休日休診は混むし、来る人って何かしらの感染症にかかってる人も多いでしょう?そして今の時期みんなインフルエンザワクチンを打ちに病院に行くでしょう?そうすると、そもそも病院に行く必要もないような感染症だけだったのに、病院で要らない感染症も貰ってきて重症化。アメリカに帰国できなくなるという最悪なパターンを避けたかったのです。そして私も一応病理学もかじっている自然療法士を目指している身なので、今自分が持っている知識と技術をもって様子を見たかったのです。

今回私がやったのは、まずは直傳靈氣。最初にホメオパシーレメディーを使わなかったのは、二階の寝室にレメディーが無く(一階の和室に保管していました。)取りに行くのが面倒だったし、TBRももうスーツケースに入れてしまって手元になかったからです(笑)靈氣の効果があったのかなかったのか、翌朝は殆ど目やにが出ていませんでした。

子どもは投薬やワクチン接種による薬害も殆どなく、体も心も魂も奇麗な状態なので、自己治癒力が高くてちょっとアプローチすると瞬時に健康体に戻ってしまう。なんて羨ましい!!

このまま何もなく、完治してくれていたら良いのだけれど…明日の朝はどうなっているかな。

自然療法士を目指さなくても、ある程度こんなウイルス(細菌)感染の時はどんな症状が出る、とか、普段の子どもの様子、平熱などを把握しておくだけで焦らず自分である程度対応できるようになって来ます。どこから医者に頼るかという線引きはもちろん個人差が出てくると思います。でも、何もかも医者任せ、言われた通りに薬を飲ませて…っていうのはどうかな…とは思います。アデノウイルスはその名の通りウイルス感染なので、抗生物質を飲んでも全く意味はありません。抗生物質はウイルスではなく細菌に対して働きかけるお薬なのでね。で、アデノウイルスの特効薬も治療方法もありません。自宅で静養するしかないものなのです。そう、風邪の一種なのです。抗生物質は細菌を殺すのですが、腸内細菌も何もかも皆殺しにするので、体の免疫はボロボロ…。風邪の一種でただでさえ体力が落ちている中でウイルスと戦っているのに、免疫はかき乱されますます悪化、回復に時間が掛かったり、更に別の感染症に罹ってしまう事にもあるのです。そして1度失った腸内細菌が元に戻るにはかなりの時間が掛かってしまいます。

そして何より、子どもが病気に罹ってもママは焦りや不安な気持ちを子どもに見せないように!ママの様子を見て子どもは不安になったり症状が悪化したり、かなり影響を与えるそうです。「熱出ちゃったねー。でも大丈夫だよ!水分取ってゆっくり寝て早く治そうね!」位の心持ちが必要じゃないかなって思います。

空港へは身軽で!空港宅配便

息子のおもちゃ(3歳のお誕生日プレゼント)と大量に購入したキッチン用品や手芸用品(主にファブリック)をEMSで発送、スーツケース3個は成田空港へヤマト運輸の空港宅急便で送りました。

割れ物やラップトップは機内持ち込み手荷物の中へ、そして機内で息子を退屈にさせない為のおもちゃ、着替え、浄水器付きのウォーターボトル、ステンレスストロー、My箸、お弁当等を持ち込むので、何だかんだで機内へ持ち込むものが多くなってしまいます。機内持ち込み手荷物2個(私と息子で1個、母で1個)+受託手荷物のスーツケース3個全てを抱えて空港に向かうのはあまりにも大変…。小さな子供がいる人、特に地方組で地元から成田空港まで直行便が無いとかなりキツイと思います。

私は独身時代から海外と日本を行き来する時、特に荷物が多い時は空港宅急便を使っています。空港発着で荷物を送る場合は空港使用料(成田空港は荷物1個につき660円)がかかるのでちょっと割高にはなりますが、長旅の後に重いスーツケースを何個もゴロゴロ運ばなくて良いのでその価値はあると個人的には思います。

www.kuronekoyamato.co.jp

クロネコメンバーズ、集荷に来てもらわずヤマトへ自分で荷物を持ち込む、送り状をネット上で作成&プリントアウトする、現金ではなく電子マネーで支払うなど色々な方法で割引されるので、よくヤマト運輸を利用する人はクロネコメンバーズに登録しておくと良いかも知れませんね!

母を連れてアメリカへ

日本滞在も残り一週間をきりました。

日本に着いたばかりの頃は荷物を増やさないようにと気を遣っていましたが、3か月も経つとそれなりにモノが増えました。子どもの冬服(夏服しか持って来ていなかった)や私のe-ラーニングのテキスト、アメリカでは手に入らない上質なお醤油などの調味料やキッチン用品、息子の3歳の誕生日プレゼント、お土産など、嵩張るものや重いものが多い!

本当は先週中に夫が空のスーツケースを携えて迎えに来てくれる予定だったのですが、仕事の関係でアメリカを離れられなくなってしまいました。日本に来るフライトで息子が愚図りかなり大変な思いをしたので、帰りは大人2人で飛びたいと思っていたのに叶わず、当てにしていたスーツケースも届かなくなり帰国日間近にアタフタ、どうしたら良いものか…思いあぐねていました。

結果を先に言ってしまうと、一人で息子を連れてロングフライトを耐え抜くという悪夢は回避されました。私の母が一緒にアメリカまで来てくれる事になったのです!ドイツ在住時は父と2人で2回会いに来てくれた事がありましたが、アメリカに来るのは今回が初めて。父は用事があるので今回は日本でお留守番です。アメリカ入国はESTA申請から始まって、イミグレでは指紋採取や顔写真撮影、滞在期間や滞在先等を細かく聞かれるのが不安なようで(英語が出来ないので)一人で渡米するのは嫌だけど、私と一緒なら行きたいといってくれたので母を連れてアメリカへ帰ります。雨も多く寒いノースウェストで申し訳ないのですが…。

母の小さ目スーツケースに私達の荷物を詰めさせてもらってもまだ足りないので、今すぐ必要でないものはSAL便等で送ろうかと思っています。息子の夏服はもうすっかりサイズアウトしているのでこちらで処分、私の夏服も着倒してヨレヨレのものは処分します。

 アメリカに帰ったら、まずは夫に美味しいごはんを作ってあげたい。平日は母を連れてどこへ行こうかな。最初の計画とは色々違ってしまったけれど、結果オーライ!です。

ワクワクにフォーカスする

今日は19歳の頃からお世話になっている美容師さんとランチをしました。

美容師さんのお住まいは東京。私も東京に住んでいた時に出会い、ドイツへ行ってからもアメリカに引っ越してからも、ずーっと彼女に髪を切ってもらっています。かれこれ16年のお付き合い。出会った頃は私はまだ大学生、彼女は5年暮らしたカナダから東京へ戻り事業を始めた直後でした。美容師さんとは15歳位年が離れていて、私にとってはまるでお姉さんのような存在です。女子大生だった頃の私も、就職活動の時も、仕事を始めた頃も、結婚した頃も子供が生まれてからも、全て見ているのは両親や家族以外では彼女だけかも知れない。彼女も幼少期から海外生活を繰り返してきているし、オーガニックやエコ、心と体の健康の事など勉強してきている方なので、沢山教えてもらったり情報交換をしています。

そんな美容師さんと瀬戸内で会うなんて…夢のよう!!!今回は彼女が出張でこちら方面へ来ていて、たまたま私も日本に一時帰国中だったので初めてサロンの外でお会いする事になりました。7月に日本に到着してから1度髪を切ってもらっているので3か月ぶりの再会ですが、やっぱり嬉しい。

今回もランチを食べながら、沢山お話しをしました。普段はシャンプーやカットをしてもらっている間にお話しするのでゆっくり時間をかけて話す事ができないのですが、今回はじっくりゆっくり語り合って、最後はいつものように私の人生相談のようになってしまいました。

ドイツ企業に復帰するか、それとも次のステップに踏み出すか…。彼女は頭で考えて考えて考え過ぎて詰まってしまっていた私に「ワクワクする事にフォーカスする事」を提案してくれました。そうよね、そうよね。不安に支配されてるという事はすなわち、私の意識は「今、此処にあらず」という事だなーと気づかされました。今でもなく、過去やまだ起こっていない未来に意識が飛ぶと結局頭であれこれ考えて行動に移す事が出来なくなってしまう。そしてそこから抜け出せずに同じ地点にとどまり続けてしまって落ち込んだり苦しくなったり…。思考に頼り過ぎず、これからは意識的に感覚を大事にしていきたいなと思いました。

さあ、進むぞ。

 

男の子だから泣いてはダメ!なんて言わない

最近、ゼロウェイストや自然療法、食の事等を殆ど書かず、子育ての話ばかりになってしまっています。色々シェアしたい事や書きたい事はあるのですが、それらはアメリカに帰ってからゆっくり書きたいと思います。

さて、今日もまた子育ての話。

子どもがお腹の中にいた時からずっと決めていた事があります。それは「男の子だから泣くな。」と言う子育てはしない、という事です。何だそんな事かと思われそうですが、これ、とっても重要な事だと思うのです。

「男の子だから泣いちゃいけない。女々しい男になるな。」と言われ続けて育った男性も多いと思います。そういう時代に生まれ育ったからそうせざるを得なかったという世代の方もいると思うし、両親の価値観でそう叩き込まれた人もいるでしょうし、学校や会社でそう教育された人もいるでしょう。でもこれからの時代はこれまでの常識の枠を外して生きていく事が必要になると思うのですよね。

男の子も女の子も、悲しい時辛い時に同じ感情になるし、涙だって出る。それは自然な身体の仕組みであり、泣くことで感情を消化し浄化させている。涙はただの体液ではなく、そこに悲しみや苦しみなどの感情を込めて体外へ排出していると私は思うのです。悲しみは肺、怒りは肝、驚きや恐怖は腎、喜びは心など中医学でよく言われていますが、その通りだなと経験上納得できます。何も人前で堂々と泣け!と言っているわけではありません。泣きたくなるような感情になった時は一人になった時に思う存分泣いて涙を流す、その悲しみに蓋をして心の奥底に沈めこまないで!という事です。これは子どもだけでなく、夫や父など身近な男性にも何度も繰り返し繰り返し言い聞かせています。彼らは長年「泣いてはいけない」をスタンダードに生きてきたので、私がちょっとやそっと言い聞かしただけではビクともしないのですが…。

既存のルールや価値観、倫理や哲学の中には、大切にしなければいけない事もあるとは思います。でも、それは所詮「自分」ではなく「他人軸」。親からの「こうしなさい、ああしなさい。」という言葉も、親の価値観の押し付けになるので、そういった命令口調で子どもには話さないように気を付けています。命の危険や他人への多大な迷惑になるような場合は除外ですがね。

だから、我が家の息子の持ち物はブルーとかグリーンとか、いわゆる「男の子が好む色」のものに絞らず、様々な色を取り入れるようにしています。男の子はブルーで、女の子はピンクって誰が決めた?息子は男の子である前に息子自身なのです。彼が好きな色をその都度選べば良いと思っています。だから、お弁当箱はブルーだけれど、縄跳びは黄色だし、バックパックは赤だし、本人が選ぶのであれば別にピンクでも何でも良いと思います。

 自分自身が〇〇だからこうすべき!××はやめなさい!という言葉を聞いて育ってきたので、子どもをこういった価値観で縛り付けないというのは簡単そうに見えてとても難しいのですが、子育ては自分育て、少しずつ子どもに成長させてもらっています。

日本の田舎と秋祭り

主に東日本で猛威を振るった台風19号ですが、こちらは殆ど台風の影響を受けず素晴らしい秋晴れに恵まれた1日でした。

今日は待ちに待った秋祭りでした。2年前に一時帰国した時にも息子は獅子を見て大興奮し、今回も朝早くから「お祭り行こう!獅子怖くないから!」とせがまれ行ってきました。

実家の氏神様ではなく、母方の旧祖父母(現叔父宅)の氏神様の秋祭り。私が子供の頃も毎年楽しみにしていたお祭りを、今は息子が楽しみにしているなんてね。アメリカ育ちだけれど、こうしてちょいちょい日本の文化とか伝統に興味を持ってくれる姿を見ると、もっともっと日本好きになって欲しい!もっとあれもこれも見せたいし経験して欲しい!と思ってしまいます。

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理想というか、私の夢はこんな田舎で子育てして自然農をしながら暮らす事。

学校も1クラス15人位しかいなくて、学歴ばかりを追い求める教育環境の中ではなく、自然との共存とか、田んぼや畑で農作物を作る知識や技術を自然と日常生活で学べる生活、おじいちゃんおばあちゃんに囲まれた生活、良いよな~と思うのです。塾に通って、習い事も沢山通って、名門校に入って、お給料の良い仕事に就く事が幸せなんだよーなんて子どもに言い聞かせて子育てなんて絶対したくない!昔からの生活の知恵や伝統工芸を大事にし、自然をコントロールしようとするのではなく自然と共存、自然の一部となって生活できる人間になって欲しいな。

アメリカにも居場所があると知った

日本滞在もあと2週間弱。日本を離れる日が近づくにつれ、どんどんアメリカに帰りたくない!という気持ちが強くなり、自分でも困惑しつつどう気持ちを前向きに持って行けば良いのか分からず混乱しています。

「私にはここだ、ここが私の属する場所、私が帰る場所だと思える所が無い。」と子供の頃から密かに思い続けてきました。これはきっと、私の30数年の人生の中で何度も引っ越しを繰り返している事が関係しているのかも知れません。父親の仕事の転勤で子どもの頃に同じ県内で数回引っ越し、その後小学6年生に進級するタイミングで瀬戸内から東京へ大移動。5年間一緒に過ごした友達と一緒に卒業すると思っていたのに、小学校最後の1年をまさかの東京で過ごす事になり、殆ど自分が写っていない、何の思い出も記憶もない写真でいっぱいの卒業アルバムを受け取った時の寂しさったら…。その後両親は瀬戸内へ戻り、私と兄は都内で就職、日本と海外を行ったり来たりの生活、その後ドイツへ引っ越し5年間更に行ったり来たりの生活、最終的にアメリカで結婚生活と子育てを始めたものの、現在住んでいるのは夫も私も縁もゆかりもない州で、ここでも夫婦揃ってアウェイ感を感じて生活をしています。もともと暖かく太陽が光り輝くフロリダで育った夫には、1年の半分が雨と冬という土地は性に合わないようです。私も瀬戸内の温暖な気候の中で生まれ育ったので、長く暗い冬が続くノースウェストには未だに苦手意識を持っています。どんなに日系人が多く、日本食材が簡単に手に入る恵まれた環境でもね。私の周りにいる日本人のママ友や仲の良いお友達は、留学中に現在の旦那様と出会いそのまま結婚・永住をした人が殆どで、義家族も近くにいる、旦那様の古くからの友達も周囲に沢山いる、家も既に購入していてローンを返してこの場所に定住する覚悟をしている人が殆どで、きっとそういう人達と比べちゃうからますます「自分たちの居場所ってどこ?」って思ってしまうのかも知れません。

そして子どもが3歳になり、数年後のキンダー(現地校)入学に備えてアメリカ(英語)生活に慣れさせなければいけないという焦りもあるのかな、と思ったりもします。私自身がアメリカで教育を受けた事が無いので、未だに教育システムやアメリカの学校の慣習とか分からない事だらけなのに、母親としてちゃんとやらなくちゃ!とか自分自身で勝手に不安になってるだけなんですが…。

そんなこんなで、このまま日本に居たいなーと現実逃避をしてウジウジしていたのです。が、ここ1週間で何人かのアメリカの日本人ママ友からLINEメッセージが届き始めました。

「いつ戻ってくるのー?」

「帰ってきたら連絡してね!」

「早く会いたいよ!」

「待ってるよ!」

私は人に心を開くのが上手じゃないので、自分から人を誘ったり自分の事を話すのは苦手で、特にアメリカ生活では人に相談する事は殆どしてこなかったのですが(その分夫に相談、愚痴をこぼしてきました 苦笑)、今回は何を思ったのか、ふと今の心境とか子どもの学校の事とか不安に思ってる事をある人にポロっとLINEで伝えたのです。息子より2歳上の女の子がいるママ友。そしたら、「大丈夫だよ。分かるよ。私の分かる範囲で色々教えられるよ。帰ってきたらゆっくり話そうね。」と返事が来て、あぁ、弱音を吐いてもそれを受け入れてくれる人がいる、私が直面している問題を既に経験して乗り越えている先輩ママさんがいるんだ。私は頑なに「アメリカには私の居場所はない、帰る場所が無い」って思ってきたけれど、それって自分の勝手な思い込みで、実はちゃんと受け入れてもらえる場所(人)があるのかも知れない…と思い始めました。

きっとね、アメリカに戻っちゃえばまたすぐにあちらの日常が戻ってくるし、春が来れば「ノースウェストの春って素敵!」なんていけしゃあしゃあとつぶやいたりしそうですが…(笑)