living sparkly naturally 地球と身体にやさしい生活

ワシントン州からフロリダ州に引っ越し。身体にやさしい食生活、ゆるゼロウェイスト、そして二児の母としての毎日を綴ります。2021年6月からフルタイムRV生活をしています。!

ワンオペ育児1週間目

夫が4か月の出張に出掛け、1週間が経ちました。息子との母子2人生活もこれで何度目だろう…。これまでワンオペ育児をしなければいけない状況になった事は何度もありますが、いつも大体1ヶ月から長くても1ヶ月半だったので慣れた頃に夫が帰宅して事なきを得ていました。が、今回は4か月不在なので少し不安ではあります。もし大雪が降ったらチェーンを装着しなきゃいけない...どうしよう!とか、もしも息子をERに連れて行かなければならない状況になったらどうしよう!とかそういった事を考えたらドキドキします。

アメリカでの生活も大分慣れて車の運転ももう大丈夫、週2回のプリスクールもあるし、私達の状況を把握している友達もいて何かあったらいつでも助けてくれるという整った環境にいるので、日常生活に関してはあまり心配はしていません。こんな時、もし一軒家に住んでいたらちょっと怖いなと思うのです。泥棒が入ってきたらとか考えただけで身の毛がよだつ!今はアパート住まいでゲートも付いているので、まず不審者が入ってくる可能性は低いし、何十棟もある中からピンポイントでうちが狙われる確率なんて相当低いはず。隣近所も顔見知りだし、いざとなったら助けてもらえる、かな。

息子もダディーはお仕事で家に居ないけれど、同じアメリカに居る事、いつでもビデオコールでお話しできる事を分かっているので、ダディーを恋しがって泣く事も初日の夜だけで今ではすっかり元気です。

でも、四六時中ずっと2人で居るとお互いにストレスは溜まるものです。叱る役割もそれをフォローする役も1人でやらなければいけない。子育ては自分育て、自分の感情をコントロールするトレーニングだなぁとつくづく思います。

 

生麹ともち米で甘酒を作る

先日の一時帰国からアメリカへ持ち帰ったものの1つに、生米麴があります。

米麴なんてアジアンスーパーに行けば手に入るじゃないと言われそうですが、屑米で作ったような(失礼!)ボロボロの米粒で乾燥しきったものではなく、昔ながらの製法で丁寧に作られた美味しい米麴が欲しかったのです。

本当は味噌作りに使いたくて買ってきたのだけれど、甘酒を作りたくなって急遽予定変更、5合分の米麴が甘酒に姿を変えました。

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いつもはうるち米で作るのですが、今回はもち米を使いました。味の違いはそんなに無いような気がしますが、もち米を使った方が粒が残らず少しなめらかに仕上がります。それでもやっぱり米麴の粒は残るので、なめらかさを追求するならばすり鉢やブレンダーにかける必要があります。甘酒を調味料として使いたい場合は、そうした方が良い場合もあるかな。私はそのまま砂糖代わりに煮物に入れましたが、すっきりした甘みで甘酒の粒も気になりませんでした。

私がいつも使っている生麹は津久茂発酵所の津久茂こうじです。

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スーツケースに詰めて持って帰ってきたので、紙袋が皺だらけ。大抵地元のどこのスーパーにも置いているので、いつも買い求めています。

酵素が死滅しない程度に温めた甘酒の中にすりおろした生姜を加えて頂くのも大好きですが、今回は調味料として活用したいと思います。

母子2人のサンクスギビングデー

サンクスギビングデーですが、我が家は通常営業です。

夫不在だし、義実家も乗継ぎ1回、フライトだけで8時間も掛かる程遠く離れているので、サンクスギビングホリデー中に3歳児連れてわざわざ激込みの飛行機の中に飛び込まなくても良いじゃない!と、母子2人のんびり自宅で過ごしています。

サンクスギビングの起源も文化的背景も理解はしていますが、今日1日の為にごちそうを作って鱈腹食べて飲んで、翌日のブラックフライデーに散財するよりも、1日1日当たり前の日常に感謝し、慎ましくありたい、と思うのです。

それでも、「何か良いものないかしら?」とブラックフライデーのチラシを見たりダイレクトメールをチェックしてみましたが、やはりこれと言って心が動かされるものは無く…。クリスマスもこんな感じで過ぎていくでしょう。

アメリカってね、結婚して子供が生まれたら住まいもアップグレードする、家を購入する事がステータスっていうかそれがスタンダードって考え方の人が未だに多くて、アパート暮らしの我が家を好奇な目で見る人も居るのですよね。分かるかな、「Oh, ok...that's interesting.」のニュアンス(笑)それはそれで置いといて、何が言いたいのかというと、アメリカ人は見栄の張り合いに命を懸けてる人が多いなと思うのです。もちろん、全てのアメリカ人が当てはまるわけじゃないし、州や地域によって違うでしょうが。ブラックフライデーで友人知人の誰よりも大きなテレビを買うぞ!とか、隣人の車よりスペックの良いものを手に入れて見せびらかしたい!とか、そんな理由で大して必要でもないものを勢いで買ってしまう人、多いのではないかな。恐ろしい事に、アメリカはクレジットカード社会なので、キャッシュが無くても大きな買い物がカード1枚で出来ちゃうんですよね。毎月少額でも支払いを続けていれば止められる事もない。口座には常に預金が無く、お給料が入ればそれがそのまま毎月の返済にあてがわれてまたカード決済で購入する…を繰り返す。

本当に必要なもの、本当に欲しいものにお金を使いたいものですね。

 

去年仕込んだ味噌を開けました

昨年家族3人で仕込んだ手前味噌を開けました。昨年1回目に仕込んだものの日付を見ると11月18日だったので、丸1年熟成させた事になります。

昨年の様子はこちら↓

livingsparklynaturally.hatenablog.com

仕込んだ容器は野田琺瑯のぬか漬け美人。恐る恐る蓋を開けてみると、ふちにうっすらカビが生えていたので画像を載せるのは控えます。グラスジャーと琺瑯味噌ストッカーに詰め替えてもまだ4分の1ほど残っているので、そちらの味噌から使って空にしてぬか漬けを再開したいと思います!(実は昨年仕込んだぬか床、ダメにしちゃったんです…。それでぬか漬け美人が空いたので味噌を仕込みました。)

f:id:livingsparklynaturally:20191128043842j:plain重石を乗せなかったので、溜まり醤油は残念ながら1滴も取れませんでした。

でもしっかり熟成が進んで良い色に!

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乾燥麹を使ったからか、1年経った今でも麹の粒がしっかり残っています。今年は日本の生麹を使うか、仕込む時に大豆のゆで汁を少しだけ多めに入れて調節してみます。

開けてすぐ味見をした時は何となく酸っぱいような、少し角のある味でしたが、冷蔵庫に入れて2日間寝かせたら酸味が飛んでまろやかになりました。ほんのり麹の甘みも感じられるようになった気もします。温度や湿度、材料や熟成期間によって、そして仕込む人の常在菌によって味が変わる味噌。楽しいですね!残念ながらこの冬は夫不在ですが、また息子と2人で味噌を仕込もうと思います。その為にこの間の一時帰国で大きな琺瑯容器を買ってきたの。うふふ。

そうそう、縦長のグラスジャーに味噌を入れて、小さめの泡だて器で味噌を掬うと丁度良い量が取れて、そのままお鍋で味噌を溶かす事が出来てとても便利です。わざわざ味噌用マドラーを買わなくても十分!!

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2回目に仕込んだのは今年の2月5日。合計で約8キロのお味噌。今年の味噌が出来上がるまで持つかな…。

鍋帽子🄬を作りました

一時帰国後、すぐに作りたかったけれどなかなか取り掛かれなかった鍋帽子作り。一昨夜息子を寝かしつけてから作業を始め、昨夜完成しました!

鍋帽子とは短時間加熱した熱々の鍋に被せる保温調理グッズの事で、名前の通り鍋にすっぽり被せる帽子のような形をしていて、鍋を乗せる座布団とセットで使います。この鍋帽子、婦人之友社が商標登録していて「魔法の鍋帽子🄬」という本も発売されていています。鍋帽子の作り方と型紙の他にレシピが沢山(85つ!)載っていて、私も型紙欲しさに買いました。

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一時帰国前にネットサーフィンをしていて偶然出会った鍋帽子。ガス代が節約出来るだけでは無いのです!!

・火にかける時間が短いので、煮崩れしない。

・ゆっくりじっくり火が入るので中までしっかり味が染み込む。

・保温効果が高いので、被せておけば時間がたっても熱々のまま頂ける。

・保温調理中は火を使わないので、キッチンから離れて他の作業が出来る。

・加熱調理が短いので、夏場もキッチンも快適。

・手持ちの鍋を使えるから余計な出費が無い。

・保冷にも使える。

・Co₂削減でエコ。

・不要になった布や綿で作る事が出来る。

…等々、挙げればきりがない位、良いところが沢山あります。

私はお気に入りの布とオーガニックコットン(綿)を使って作りました。足ふみミシンを使ったので、電気代はゼロ。布代と綿代、そして刺繍糸代だけが初期費用として掛かりました。自宅にある古布や綿を使えば無料で出来ちゃいます。

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4枚の布を縫い合わせて表布と裏布の間に綿を入れるだけなので、直線縫いさえできるミシンがあればあっという間に完成します。

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中に入れる綿はアクリル100%でも作れるそうですが、熱々のお鍋を何度も入れていると熱で劣化するのでは?と思ったのと、いつかはプラスチックごみになってしまう、もし洗濯したらマイクロプラスチックとして流れ出してしまうのではないかと思ったので、オーガニックコットンを使う事にしました。普通のコットンの方がもちろんお安く手に入りますが、やっぱり農薬バンバン使って漂白剤の染みついたコットンにお金は使いたくないので、ね。そして、本来よりも1.5倍量増やしてたっぷり綿を入れたので、かなりふっくら仕上がりました。

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こちらが鍋の座布団になる部分。この上にタオルなどを1枚敷いて鍋を乗せると汚れにくいという事で私も真似します。

鍋帽子を早速使って見たくて、「魔法の鍋帽子🄬」のレシピを参照して今夜はシチューを作ってみました。

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使用したお鍋はバーミキュラ。合計加熱時間はレシピ通り9分。鍋帽子を被せておく時間は30分。今回はレシピ通りに作ってみましたが、じゃがいもも人参もしっかり火が通っていて、とても美味しく出来上がりました。荷崩れが全くないので見た目もとてもキレイ!もしかしたら我が家のコンロとバーミキュラだともう少し加熱時間を短縮しても十分いけそうな気がするので、色々試してみようと思います。

 因みに、完成した鍋帽子も全国の友の会で販売しているそうなので、お裁縫が苦手だけれどどうしても欲しいという方は購入するという手もあります。手作りするよりかなり高くついちゃいますが…。あとは、大き目のバスタオルで鍋を包む事で似たような保温調理が出来るようですが、空気の層が薄いのでやっぱり鍋帽子程の保温効果は期待できないかも知れません。

今度はサイズ違いや、片手鍋用にスリットの入ったもの、きんちゃく型のもの、ブランケット状のもの等も作ってみようかな。またブログで報告します。

 

タイニーハウスプロジェクトのその後

日本に3か月帰省している間、夫も仕事で他州へ行っていたので私達のRVは雨風から守るためにカバーを掛け夫の職場の駐車場に停めさせてもらっていました。私達がタイニーハウスプロジェクトをしている事も知っているし、長期不在する事も知っていたので、ここに停めておけば安心だね!と言って、3か月間見張ってくれていたそう。

私達が戻ってきた時にはもうすっかり秋になっていて、日暮れも早いし寒い上に雨も多く、タイニーハウスプロジェクトは中断したままです。

更に今日から夫は4か月のトレーニングに行ってしまったので、来年春までRVはそのまま放置状態になります。床も壁も剥がして色々やる事やって来たけれど、もしかしたらこのRVを一旦手放してまた別の方法でタイニーハウスプロジェクトをスタートするかも知れません。詳細はまた追ってご報告したいと思います。

 

再び母子2人の生活が始まります

明日からまた息子と2人だけの生活が始まります。夫は仕事で長期不在。上手くいけばクリスマス頃に1週間帰ってこられるかも知れないけれど、もし無理なら来年の3月迄の4か月間夫不在の生活が続きます。

ここ数日、突然癇癪を起すようになって手古摺っているのですが、その理由が全く見当もつかなくてどう対応したら良いのか夜な夜な考えています。夫の長期不在を予見しているのか、それともただそういう時期なのか…。

ママ友は「困った時は連絡してね!」って言ってくれるけど、来週はサンクスギビング週間だし、来月はクリスマス、そしてあっという間に年明けで1年で1番多忙な時期だから、やはり気を遣います。そして外遊びするには寒すぎる季節なので息子の有り余る体力をどう発散させるかも大きな課題です。