Kombuchaを育てる
数年前から欧米で流行っているKombucha(コンブチャ)。
私も程よい酸味と微炭酸、すっきりとした飲み心地に魅了されすっかりハマってしまった1人です。
日本では紅茶キノコと呼ばれて、昭和50年頃に流行ったらしいですね。
これまでは、ボトリングされたフレーバー付きのコンブチャを買って飲んでいましたが、1本4ドル前後、高いものだと5ドル超えのものもあって、流石にちょっと勿体ないなと思って買うのを控えていました。
発酵飲料で株(スコービー)があれば、自分でコンブチャを作って増やせるということは知っていたものの、なかなか手が出せずにいましたが、この度遂に買っちゃいました。
作り方はとてもシンプル。
紅茶を煮出して砂糖を溶かしよく冷ましてから、スコービーと一緒にパックされていたコンブチャスターター液を加え、直射日光の当たらない場所に置いておくだけ。
これが仕込んだ直後の写真。
7日から遅くとも5週間位で発酵が進み、表面に新しいスコービーが出来てくるそうです。
そしてそのスコービーを使って、また新しいコンブチャを作ることができます。
うまく育てていけば、ずーっとコンブチャを飲み続けることができる!
経済的ですよね!
うちのコンブチャは仕込んで今日で6日目です。
最初に表面に浮かんでいた元株(マザースコービー)は沈み、ちょっと見た目はグロテスクですが、新しい株が育ってきています。
表面に薄く膜が張ってきました。
暖かい地域やスコービーによっては、仕込んでから7日にもなるともっと大きく育つみたいですが、うちの子はちょっとのんびり屋さんのようです。
不安になって調べてみると、ゆっくり発酵が進む方が味も美味しく、健康なスコービーだから心配しないで!と出てきたので、焦らずのんびり出来上がりを待とうと思います。
紅茶も砂糖も、Non GMO(遺伝子組み換えなし)、USDAオーガニック認証を受けたものを使っています。
私はもう何年も砂糖を使わない生活を送っています(市販のお菓子に含まれるキビ砂糖は例外)が、コンブチャは砂糖を食べて発酵するので砂糖は必ず品質の良いものが必要で、今回久しぶりに砂糖を購入しました。
これからコンブチャを育て続ける予定なので、砂糖はコンブチャ専用にします。
そして、発酵には酸素が必要なので蓋は閉めず、清潔なガーゼやキッチンペーパーを被せておきます。
発酵してくると、お酢のような酸っぱい香りがしてくるのですが、フルーツフライ(コバエ)が大好物な香りで今の時期は特にたくさん寄ってくるので、隙間なく輪ゴムなどで留めておいた方が良さそうです。
うちにもさっそく何処からともなくコバエがやってきて、コンブチャの周りを飛んでいるので、さっそくリンゴ酢でトラップを仕掛けました!
出来上がったら、またご報告しますね。