living sparkly naturally 地球と身体にやさしい生活

ワシントン州からフロリダ州に引っ越し。身体にやさしい食生活、ゆるゼロウェイスト、そして二児の母としての毎日を綴ります。2021年6月からフルタイムRV生活をしています。!

私のオーガニック野菜と果物を選ぶ基準

皆さん、オーガニックに対してどのようなイメージを抱いていますか?

値段が高い?高品質?安心安全?健康に良い?それともただの流行り?

中にはオーガニックもそうでないものも、大した差は無いんじゃないかと思っている方もいると思います。

確かにオーガニックはそうでないものに比べると、値段は高いです。

すべての食材をオーガニックに変えようとすると、家計を圧迫し長く続ける事は難しいですし、せっかく身体に良いものを食べていても精神的には良いとは言えません。

 

今回は私が野菜や果物を購入する際、オーガニックかそうでないものにするか、何を基準に決めているかをシェアしたいと思います。

 

アメリカの環境NGO  Environment Working Group(EWG)が毎年、

Dirty Dozen  Clean 15 というものを発表しているのをご存知でしょうか?

 

Dirtyは文字通り、"汚い、汚れた"、Dozenは"1ダース=12(個)"、

つまりは"汚れた12"、12つの汚い野菜・果物という意味になります。

 一方のClean 15はその反対で、"きれいな15"です。

 

この汚いが何を指すのかと言うと、農薬に汚染されたという事になります。

早速2018年のDirty Dozenを見てみましょう。

1.Strawberries(イチゴ)
2.Spinach(ほうれん草)
3.Nectarines(ネクタリン)
4.Apples(リンゴ)
5.Grapes(ブドウ)
6.Peaches(桃)
7.Cherries(さくらんぼ)
8.Pears(梨)
9.Tomatoes(トマト)
10.Celery(セロリ)
11.Potatoes(ジャガイモ)
12.Sweet Bell Peppers(パプリカ・カラーピーマン)

 

1番農薬使用量が多く、汚染れているのがイチゴという事になります。

この12つは虫が付きやすく、農薬を多量に、そして散布回数も多いのではないかと思います。そして、どれも外皮が薄く、洗ってそのまま食べたり調理するものばかりだと思いませんか?

外皮が薄いという事は、果実や野菜表面から内部まで農薬が浸透しやすく、どんなに洗い流しても内部にまで浸透してしまい、それらを除去する事はかなり難しいです。

というわけで、私は少なくともこの12種類の野菜や果物を買う時には徹底してオーガニックのものを買うようにしたり、オーガニックのものが無い時は敢えて買いません。

 

一方の2018年のClean 15は以下の通りです。

1.Avocados(アボカド)
2.Sweet Corn(スイートコーン)
3.Pineapples(パイナップル)
4.Cabbages(キャベツ)
5.Onions(玉ねぎ)
6.Sweet Peas(スイートピーズ)
7.Papayas(パパイヤ)
8.Asparagus(アスパラガス)
9.Mangoes(マンゴー)
10.Eggplants(茄子)
11.Honeydews(ハニーデューメロン)
12.Kiwis(キウイフルーツ
13.Cantaloupes(カンタロープメロン)
14.Cauliflower(カリフラワー)
15.Broccoli(ブロッコリー

 これらの15つは皮が比較的厚く丈夫、皮を除いて食べる等、表面の残留農薬が内部に浸透し辛いのでは無いかなと思います。そして害虫も付き難いのかも知れません。

 

これらの野菜や果物は、あまりオーガニックに拘らないで手に取るようにしています。

100%農薬不使用というわけではないし、多少なりと残留農薬は存在するので、重曹水やアップルビネガーを少量入れたお水に漬けてしっかり洗って調理します。

 

私が良く行くグロッサリーストアでは、普通のカリフラワーよりオーガニックのカリフラワーの方が安い日があったり、オーガニックのイチゴがセールでかなり安くなっていたりするので、毎回値段チェックは欠かせません。

住んでいる地域によっては、なかなかオーガニック作物が手に入らないところもあるかもしれませんが、皆さんのお買い物の参考になれば良いなと思います!