隣人に車を当てられた話②
その後、私たちが加入している保険会社からメールが来ました。
「おじいちゃんの加入している保険会社から連絡があり、修理費用要求の申し立てを拒否されました。つきましては、ここから警察に介入してもらう手続きに入りますか?」という内容。
つまりはおじいちゃん、自分はやっていないと言い張った模様。
こうなれば、警察に検証をしてもらい、最終判断を委ねる事になります。もし、警察がおじいちゃんが犯人でないと判断した場合は、残念ながら修理費はこちら負担、そしてこれからの自動車保険の掛け金もアップしてしまいます。
もしおじいちゃんが犯人だと判断された場合は、おじいちゃん側が修理費を負担、おじいちゃんの保険料が上がります。
私達には証拠写真もある。その写真を見た人は誰もが「間違いなくおじいちゃんが当てたね」って言う位、当てられた部分の傷が一致するのです。だからこちらに非があると判断される事は無いと自信を持ってはいるものの、このプロセスが面倒で…。
正直、ポリスレポートに労力を使いたくない!!
「どうする~このままにする~?」ってウジウジ言ってたら、保険会社からまたメールが来ました。
「貴方から預かった証拠写真を相手側の保険会社に提示したところ、あちら側もおじいちゃんが当てた事に間違いないと判断しました。よってこれからおじいちゃんの保険会社が修理費を負担する手続きに入ります。」と!
わーお!急展開にして大逆転!!
このメールを受信した直後に、保険会社から確認の電話がかかってきて、修理にかかる期間が3日~4日間なので、その間のレンタカーの手配も今から始めます、と。
仕事が早い!!アメリカでこんなにテキパキ仕事してもらえると思っていなかったので、夫婦共々驚いています。
でもここで1つ疑問が…。
もし、ここまで話が進んで、なおもまだおじいちゃんが支払い拒否をした場合はどうなるのか…。
保険会社に聞いてみたら、「そこは心配しないで!私達が戦いますから!」と。
保険って、ただ単に修理費や見舞金などの金銭面のサポートや保証だけでなく、時には交渉などのサポートもしてくれるのだと、今回再確認しました。
保険に加入していて、本当に良かったです!
さぁおじいちゃんは、この先どう出るでしょうか…。