living sparkly naturally 地球と身体にやさしい生活

ワシントン州からフロリダ州に引っ越し。身体にやさしい食生活、ゆるゼロウェイスト、そして二児の母としての毎日を綴ります。2021年6月からフルタイムRV生活をしています。!

間欠熱と息子の成長

この冬、息子(2歳7か月)はちょこちょこ鼻水だったり咳だったり、熱も定期的に出しています。1月下旬に発熱と鼻水が酷かったので、1週間(と言ってもクラスは2日だけ)プリスクールを休ませました。

やっと治ったね!と思ったら、先週位から夜になると体がポカポカして発熱、朝になると何事も無かったように平熱に戻る、というのが5日位続きました。

そして一昨日の夕食時にグズグズが始まり、眼もトローンとしてきておでこを触ると熱い。熱を測ると38℃超え。そのままパジャマに着替えさせてベッドへ連れて行きました。水もよく飲む、意識もはっきりしている、おしっこも出ている、おなかの調子も悪くない、このまま様子みようという事で寝かせましたが、寝苦しいのか夜中に何度も起きては泣いていました。

翌朝は起きた瞬間からグズグズ…。体温38℃を超えたまま。1日中抱っこ、マミーマミーとくっついて離れませんでした。

今朝は寝起きも良く、すっかり熱も下がりいつも通りの息子に戻っていて、朝ご飯はおにぎりにして欲しいだの、ミカンが食べたい、バナナが食べたいと食べ物の要求が激しかったです(笑)

 

この間欠熱って、子供あるある。そして我が家の息子はこうやって熱を出した後、必ずと言って良い程何かしら今まで出来なかった事が出来るようになっていたり、顔つきが変わっていたり身長がぐんと伸びてたり、ちょっとした変化があるので実は密かに楽しみだったりします。

今回は熱が下がったかと思ったら、口がとっても達者になっていた!

「ミカンは後で食べようね!ダディーはお仕事に行っちゃったからね!マミーは〇〇(息子の名前)と一緒に遊ぼうね!」

日本語でこんなに次から次へとお喋りするなんて、ビックリ。ほんの数日前には想像できなかったこと。面白いねー。

 

息子が生まれてからこの2年7か月、何度も発熱したり風邪を引いたり怪我をしたり色々ありましたが、病院に連れて行ったのは脱臼した時1度だけ。解熱剤も咳止めも、抗炎症剤も、1度も使った事はありません。それでも髄膜炎になる事も無く、重い後遺症が残る事も無く、お陰様で健康にすくすく育っています。

熱も鼻水も咳も、全て意味があります。症状が出るという事は、免疫システムが正常に働いていて細菌やウイルスと戦っているという証。鼻水も咳も痰も下痢も、全て薬によって抑圧してしまったら、それら身体にとって不要なものはどこから排出されるのでしょう?病原体を死滅させる為に熱を出しているのに、解熱剤を飲んでしまうと、病原体を死滅させることが出来ません。するとそこから病原体は髄膜や脳に入ってしまい、髄膜炎脳炎を起こしてしまったりする事もある。(稀にではあるけれども。)咳止めを飲んで症状を抑えても、それは対症療法なので病気の根本治療にはなっていません。

 

気の遠くなるような歳月を経て、人類は生き延びてきました。その長い長い過程の中で細菌やウイルス、真菌、様々な病原体と共生しあい、時には闘い、私たちの小さな小さなDNAの中にはその歴史がぎっしりと詰まっています。自分の身体を信頼し、もっともっと自分の身体に興味を持ち、自信をもって症状を受け入れていけば良いのになって思う時があります。

現代人は病気を恐れ過ぎ、症状の根本原因は内にあるのにそこを見ずにいつも外にばかり原因を探そうとする傾向にあるように思います。症状が出たからそれを抑え込む。熱が出たら苦しいから医者にどうにかしてもらおう、鼻が詰まるから薬でどうにかしようという他人任せではなく、もっと自分と向き合おう!って、声を大にして言いたい。

ホメオパシーをはじめ、色々な自然療法を試してかじって、勉強してきて、そんな風に思う今日この頃です。

 

今日もまた息子の間欠熱の話から話が反れちゃった。