living sparkly naturally 地球と身体にやさしい生活

ワシントン州からフロリダ州に引っ越し。身体にやさしい食生活、ゆるゼロウェイスト、そして二児の母としての毎日を綴ります。2021年6月からフルタイムRV生活をしています。!

親の価値観、子供の価値観。

2歳7か月の息子、間欠熱から復活したと同時にお喋りが上手になって驚いた!と先日書きましたが、同時に「自分でやる!」「〇〇(息子の名前)やりたい!」と今まで以上に何でもかんでもやりたがり、今まで全くこだわりのなかった服装にまであーでもないこーでもないと意思を持つようになりました。

今日はプリスクールのフィールドトリップで1日中外での活動予定で、朝から雪も降っていたので、肌着の上にフェンネルシャツを着せて、トレーナーを着せて、コートを着せるつもりだったのに、着替えさせる時に肌着を脱ぐと言い張りまして…。朝からドッと疲れました。

  1. 今日はフィールドトリップで1日中外にいるよ。
  2. 雪が降ってて寒いよ。(同時に外の様子を実際に見せる。)
  3. 寒くて風邪ひいちゃうと大変だから、肌着→シャツ→トレーナーを着ようね。

こうやって説明しても、肌着は「No!」の一点張り。

じゃあ、違う肌着かTシャツにする?と提案してみたけれど、それも却下。

どうして肌着が嫌なのか、理由を聞いても泣いて「No!」の一点張り。

そっか、どうしても嫌なのね、じゃあシャツをそのまま着ようね。でも寒いから、ニットと帽子とコートはしっかり着てね。と言うと「Yeah!」だって。

 

実際フィールドトリップ中は文句ひとつ言わず、帽子もジャケットもちゃんと着用していました。結局最後まで何故肌着を拒否したかは分からぬまま…。

でもきっと、彼には彼なりの理由があったのでしょう。もしくはただ何となく、感覚的に嫌だったのかも知れない。2歳7か月、おしゃべりが上達してきたとはいえまだ2歳。全てを言葉にして表現する事はまだ出来ないお年頃でもある。こんな時期が誰にでもあるんだろうなと思います。

 

「肌着を着ないと風邪を引くかもしれない。」

「風邪を引いたら可哀そう。大変だ。」

「寒い時には重ね着するべきだ。」

 

この~かも知れない。~しなければならない。~すべきだ。というのは、私達大人の、もっと言えば、親としての私の価値観なのです。この私の価値観というものを全て抜きにして子育てする事は勿論不可能だし、する必要は無いと思います。でも、この私の価値観を全面にぐいぐい出し過ぎると、親も子供も苦しくなるよなーと思います。

だって、私は私であり、子供は子供だから。私は子供を産み育てているけれど、子供は私の分身でもなければ、操り人形でもない。子供は子供の人格があり、子供の意思がある。子供は大人のミニチュア版でもなければ、親の所有物でもない。

これだけ頭で分かっていても、イライラしたりするのだけれど…(笑)

こんな風に考えて、子供と日々の生活を送っているとイヤイヤ期もそんなに大変じゃないかもって思えたり思えなかったり…。

こうして親の私が子供から教えられ、育てられているような気がします。