living sparkly naturally 地球と身体にやさしい生活

ワシントン州からフロリダ州に引っ越し。身体にやさしい食生活、ゆるゼロウェイスト、そして二児の母としての毎日を綴ります。2021年6月からフルタイムRV生活をしています。!

自然派ママという”括り”

多分、私は世間一般から見たら"自然派ママ"というカテゴリーに分類されると思います。ホメオパシー愛用者だし、非遺伝子組み換え、オーガニック、添加物、洗剤、ゼロウェイスト…色々とこだわった生活をしているからね。

でも、そもそも"自然派ママ"というその括りって、とても曖昧だと思うのです。

人によっては、食に関しては拘りがあるけれど、その他の事にはあまりこだわりは無いという人もいるし、食もその他生活に関わる事全てに強いこだわりがある人もいます。0か100か、白か黒か、グレーゾーンは存在しないって言うストイックな人もいますよね。

 

私は、家庭内の食事に関して、特に子供の口に入るものにはまぁまぁ拘ってはいますが、お財布事情だったり季節だったり、その時々の事情が状況によって臨機応変に対応しています。息子のプリスクールで出されるおやつがGMOだろうがオーガニックじゃなかろうが、息子がお友達や先生と一緒に同じものを美味しく頂くという経験が出来るのなら、それで良いと思って食べさせています。怪我や病気の際も、医者や薬に最初から丸投げはしません。自分の身体、家族の身体の事はまず自分でケアしたり見極められるそれなりの知識を付ける事、そして母親の勘、妻の勘、自分自身の勘を大事にしています。急性の激しい症状や、命に係わる緊急事態の時は待ったなしで病院のお世話になります。

 

食に関して言えば、安くてお腹が満たされればそれでOK!、節約優先で美味しく出来ればそれで良いっていう人から見たら私はバリバリの自然派ママだろうし、妥協は許さない、完璧主義者の人から見たら私は自然派ママじゃないと言われるだろうし、結局この"自然派"っていう括りが曖昧で捉え方も人それぞれで、私は"自然派ママ"って呼ぶのも呼ばれるのもあまり好きじゃないです。

 

そのそもこの〇〇派とか、△△派とか、そういう括りって必要ですかね??

この括り言葉がある事で、他人と自分の間に線を引いたり、敵だ味方だという対立が生じているのでは?だからこのグループ分け自体に、あまりメリットも無いのではないかと思っています。日本でも最近浸透してきたビーガンですが、一部のビーガンの人とそうではない人の間に生じる対立や、お互いを攻撃しあう事態が起こっているのも、同じ事が言えるのではないでしょうか?

ビーガンになった人、"自然派"になった人、ワクチン反対派になった人、みんな其々がそれまでの過程でメリットもデメリットも調べて沢山考えて出した結果、そうなったと思うのですよね。何も知らない、何も調べないで嫌悪したり文句を言ったり排除しようとするのは違うよねーと思います。

そして、この世界は全て自由意志で成り立っていて白があれば黒がある、1つの物事に多面性がある、人それぞれの経験や生き方があるから、相手を力尽くで変えようとしても意味がないかな。それもよりも、あなたが選んだ道を、あなたが思う存分楽しみ満喫し、ハッピーな姿を見せる方がよっぽど相手を導く強いエネルギーになるんじゃないかなって思います。