アメリカで日本原産のイタドリを発見した話
昨日(日曜日)は午前中からタイニーハウスプロジェクト3週目の作業をしてきました。詳細は明日にでも改めて書こうと思いますが、今回は結構作業が進みました!
現在、私達のタイニーハウスとなるRVは夫の職場の駐車場に停めさせてもらっていて、そこで作業もしています。私達のRV以外にも4台のRVと無数の車が長期駐車されていて、週末は誰もいないので気兼ねなく?作業が出来ます。これから作業が進んで長時間電気を使ったり水を使ったりする場合には、場所を移動する予定です。
昨日、この駐車場内で息子と遊んでいたら見覚えのある懐かしい植物が生えていて、思わず2度見…。あれ、これってこれって…イタドリだよね???
子供の頃、ポキっと折ってかじってたイタドリ。まだ30㎝程の新芽が駐車場の植木が枯れた場所にニョキニョキ出ていました。
イタドリってアメリカにもともとあるものなのかな?と気になって、早速ネット検索。やはり日本を含む東アジア原産。イギリスや北米に持ち込まれた(彼らにとっては)外来種で、繁殖力がとても強く、地下茎を伸ばしどんどん増えるそう。そしてコンクリートもかち割るパワーがある為、住宅の基礎を破壊したり排水管を傷つけていまい特にイギリスでは住宅価値が下がる等、深刻な被害が出ているそうです。アメリカではイタドリよりも葛が増え過ぎて大変な事になっているらしい…。
日本でもハルジオンやセイタカアワダチソウ、ブラックバス等、外来種を持ち込んだ事によって生態系が狂う等の問題がずっといわれていますが、日本の在来種が海外に持ち出されて現地で猛繁殖して同じように問題になっている事を今回知る事が出来ました。
環境を守る為にゴミを出さないとかリサイクルする事に対する意識は高まっているけれど、外来種在来種といった地域特有の生態系を守る事も大切だなと思います。