living sparkly naturally 地球と身体にやさしい生活

ワシントン州からフロリダ州に引っ越し。身体にやさしい食生活、ゆるゼロウェイスト、そして二児の母としての毎日を綴ります。2021年6月からフルタイムRV生活をしています。!

初めてファストフードチェーン店へ連れて行った話

いつもはプリスクールが終わったらまっすぐ家に帰ってランチにするか、おにぎりやサンドイッチ、フムスなどのディップと野菜スティックといった簡単なお弁当を持って行き、公園で食べてそのまま遊んで帰る事が多いのですが、今日は友達たちとなかなかバイバイできず駐車場で遊び始めてしまったので、急遽某ファストフード店へ行ってみんなでランチをする事になりました。

実はこれが息子にとって初めてのファストフードチェーン店。私も結婚してアメリカへ引っ越して来てから初めて。息子もハンバーガーやフレンチフライは大好きで、これまでは家で作ったりチェーン店ではない地元の個人経営やレストランのものを食べさせていました。アメリカでは特に遺伝子組み換え・グリホサート残留、ホルモン剤使用などが怖いので、普段は原材料はどんなものを使っているかはっきり分かるものしか食べさせないように気を使っています。(100%オーガニックは無理なので出来る範囲で、妥協もしています。)

お友達も一緒だし、今日は特別。ハッピーミールでハンバーガーとフレンチフライ、スライスアップルをオーダー。きっとペロっと平らげてしまうだろうと思っていたのですが、ハッピーミールは半分も食べず持っていた小さなおにぎりを1つ食べてプレイエリアへ遊びに行ってしまいました。友達と一緒で興奮していたのもあるだろうけれど、予想外の展開にビックリしました。

残ったスライスアップルをかじってみたら、なんとまあ薬品臭くて苦くて食べられない。五感が研ぎ澄まされている3歳児の息子は、私以上に色々感じていたのではないかなと思います。子どもの味覚が発達する時期に、昆布やカツオからとった出汁の旨味、野菜や果物本来の甘みや苦み、食感、化学調味料や人工的な味付けではなく食材本来の味を教えてあげる事の大切さを痛感しました。

我が家は基本的には家で作った食事や間食を食べさせる事にしています。でも、子どもが大きくなるにつれお友達との付き合い、学校でのスナックは出されたものはみんなと一緒に美味しく頂くという形にしていて、今回のように友達と食事をしに行くことになった場合や家族で外食をする際には、細かい事は気にせず、皆で美味しく楽しく感謝して頂くというポリシーです。

普段食べているもの、本物の味を知っていれば、不自然なモノを口にした時感知するし、年頃になった時に友達とお菓子を買い食いしたり色々なものを試してみても、最後はやっぱり子供の頃に身につけて味覚に戻ってくると思うのです。だから、私はこれから先子どもが学校に通う年頃になっても、あれは食べちゃダメ!これもダメ!とは敢えて言わないつもりです。私があれこれ口を出さずとも、自分の感覚(味覚)をもとに選択できるように美味しく安全なものを作り食べさせ続ける事が母としての私の役割かなと思います。

余談ですが、夫は私と出会う前はファストフードで良く食事をしていたのですが、私と出会い結婚してからは全く行かなくなりました。何故かファストフード店で食事をするとお腹を壊したり戻したり、身体が拒絶反応を起こすようになってしまったのですって。