living sparkly naturally 地球と身体にやさしい生活

ワシントン州からフロリダ州に引っ越し。身体にやさしい食生活、ゆるゼロウェイスト、そして二児の母としての毎日を綴ります。2021年6月からフルタイムRV生活をしています。!

長男、日本の小学校に体験入学する

毎日暑い日が続いていますが、皆さん元気にお過ごしでしょうか。

 

私は5月下旬、長男の夏休みが始まってすぐに子ども2人を連れて日本に帰ってきました。フロリダから日本への直行便は無いので、ワシントンDC経由で羽田へ。

昨年までは日米間のフライトも空席が目立ち、プレミアムエコノミーやビジネスクラスへのアップグレードされたり、エコノミークラスでものんびりと機内で過ごせていましたが、今夏はどのフライトも満席…かなり疲れました。

それでも日本に着いたとたんに気持ちが落ち着くのだから、私はどんなに長く日本を離れて暮らしていてもやはり日本人であり、日本が大好きなんだなと思います。

長男は6月1日から日本の小学校へ入学し、夏休みに入るまでの1ヵ月半休まず通学しました。

鉛筆を持つ事が大嫌い、ひらがなは読めるけど書けない。アメリカの学校で自由にのびのび過ごしてきた彼にとって、『日本の小学校は規則が多くて厳しくてつまらなくて怖いところ』だったので、最初は「行かない!」と泣いて泣いて毎朝大変でした。

登校初日は教室まで一緒に行き、先生が話し掛けてもお友達が話し掛けても無言で固まり、私が教室を出る時には泣き叫ぶという、母として胸が締め付けらた…。

日本の小学校に通いたい!と本人が言った訳でもなく、日本人の母親である私の「日本の学校生活を経験させたい。日本語や日本文化を学んで欲しい。」というエゴによって子どもを苦しめているのではないか、と思い悩んだり…。

最終日まで学校に一緒に登校し(最初の数日は教室まで、その後は下駄箱まで、最終的には校門まで)、下校時も毎日欠かすことなくお迎えに行って一緒に歩いて帰りました。

別れ際にはママ!と言って駆け寄ってハグをしてから、覚悟を決めたように一切こちらを振り返らず教室に向かう長男の後ろ姿、下校時に私を必死に探す姿、見つけた瞬間の嬉しそうな顔、ランドセルが重すぎるから嫌だと言ってたのに、最終日には「持とうか?」と言っても、「大丈夫!自分で持つから!」と颯爽と歩く姿。

アメリカで経験した事のない給食当番、掃除の時間、プールの時間、ひらがなで自分の名前が書けるようになった、授業中に手をあげて発言するようになった、〇〇君がね…ってお友達の名前が出るようになった…挙げればきりがない、沢山の”はじめての経験”を見守る事が出来て、良かったなぁと心から思いました。

体験入学を快く受け入れてくれた学校、先生方、両親、いつも見守って下さっていたご近所の方々のおかげです。

アメリカの学校に戻りたい?」と聞くと、「このままずっと日本の小学校に通いたい!」って。息子が毎週楽しみにしていたPopsicles Friday(毎週金曜日、担任の先生からアイスキャンディーのご褒美が貰えます。)無いけど良いの?って聞いてみたけれど、要らない!って言われちゃった(笑)

 

因みに、息子は実家の近くの私が昔通っていた小学校に体験入学させていただいたのですが、日本帰国前に市の学校教育課にメールで問い合わせたところ、直接教頭先生とやり取りしてくださいとの事だったので、小学校に電話をしてアポを取りました。

電話をした時点で、学校教育課から教頭先生に連絡がいっていたのでとてもスムーズでした。

体験入学なので、ランドセルも体操服も水着も、全て手持ちのもので何でもOK、教科書はクラス担任の予備をお借りする事になり、授業で使う算数セットの中から計算カードだけ個別に購入、給食エプロンなども自由との事でしたが、指定のエプロン、帽子、マスクなど無い場合はお当番が出来ないとの事だったので、一式購入しました。

地域によって、また学校によって、教頭先生によってそのあたりの事は変わってくるので、体験入学をしてみたいという方は、まずは市に問い合わせると良いと思います。

さて、このブログを書いている今、私はフロリダにいます。子供たちは日本の私の実家にいます。何故私1人でアメリカへ戻ってきているのか、この先どうなるのか、詳細は、また改めてブログに書こうと思います。