息子の日本語力
2歳半の息子との会話は、家の中では日本語を徹底しています。
英語で何かを言ってきても、日本語で返します。
例えば…
息子: マミー、おいで!Look at this! Red circle! (これ見て!赤い丸!)
私: 本当だね、赤い丸だね!
息子: ねー!あかだね!まるいねー!Look at this!
私: 「見て!」って言うんだよ。
息子: みてー!
という感じで。
喋り始めは日本語だけだったけれど、最近は日本語7割英語3割位になってきました。
1日のうちほとんどの時間を私と過ごし、日本語のシャワーを浴びせていても外に出たら英語、夫が帰宅後は英語と日本語がごちゃ混ぜになるので息子の頭の中も日本語に英語にとグルグルかき混ぜられている状態なのだろうと思います。
日本にルーツがある事を誇りに思って欲しいし、日本語の音の美しさ、奥ゆかしさ、日本語でしかない表現できない自然や色、情景、感情…そういう事を分かる感性を養って欲しいです。日本語には言霊が宿ると言われていますが、このエネルギーやパワーは侮れません。言葉はバイブレーション、波動ですからね。
世間一般的には、早期英語教育やら親子英会話やら言われていますが、もし私達が日本に住んでいたなら、英語は一切子供に教えなかったと思います。
学校に通い始めて、英語を学ぶ時期がきてから学んでも遅くないのでは、と。
今の時期は言葉という知識を詰め込むよりも、これから先、膨大な経験と情報を受け止める器を大きく大きく育ててあげる事の方が大切ではないか、と思うのです。
早く読み書きが出来るようになるよりも、早く単語を沢山覚えるよりも、早く時計を読めるようになるよりも、石ころ拾ってどろんこになって外で駆け回って遊ぶ経験を存分にさせてあげたいと、夢のような事を思っています。
就学時期が来たら、その後は嫌でも勉強しなければならなくなるのだから…。
子供時代は子供時代にしか出来ない事を、自然を前にし、その美しさや不思議さ、神秘さを感じて目を見張る感覚、つまりはセンスオブワンダーを大事にしたい。
レイチェルカーソンのセンスオブワンダー、そのものの世界。