living sparkly naturally 地球と身体にやさしい生活

ワシントン州からフロリダ州に引っ越し。身体にやさしい食生活、ゆるゼロウェイスト、そして二児の母としての毎日を綴ります。2021年6月からフルタイムRV生活をしています。!

先を急ぐ必要は無い、そして結局辿り着くのは自分軸(追記)

最近子供関連の話題が多いですが、今日も子育てについてです。

子育てだけじゃなく、生き方に通ずるところもありつつ…語ります。笑

あくまでも私が思う事、私が大事にしている事をつらつらと書き綴るだけで、誰かを否定したり非難するつもりはない事をまず最初にご承知おきください。

ああ、こんな風に子育てをしている人もいるのねって、緩くさらっと読んで下さるとありがたいです。

 

我が家には2歳7か月になる息子がいますが、1歳頃に歩き始めてから公園へ行ったりプレイグラウンドへ連れて行ったり、図書館のストーリータイムに参加するようになって徐々に周りに目を向ける余裕が出て来ました。そしてその分色々なリアルな情報が入ってくるようになります。(ネット上の話ではなく、という意味ね。)

子供が1歳になる迄は、初めての子ども、しかもアメリカでの子育ては右も左も分からなくて、焦りと不安で暇さえあれば検索して調べては、ああでもないこうでもないとPCに向かう毎日を過ごしていました。

 今となってはもうネットで検索、周囲と比較して落ち込んで、焦って…という事も全く無くなりましたが。私にもそんな時期がありました。

 

今、巷では早期英語教育、バイリンガル子育て、〇〇式教育法、習い事、お受験…もうそれはそれはありとあらゆるメソッドが溢れかえっていて、みんな出遅れないように、うちの子も負けてられない!と情報収集に駆け回り、高いお金を払って教材を買いそろえ、お月謝を払い、頑張っていらっしゃる方、沢山いると思います。おもちゃも少しでも知育に良いものを!と沢山買い込んでる人、いると思います。

そして食生活も、母子健康手帳に書かれている事が絶対!と思い込み、離乳食は生後5か月頃からスタートしなきゃいけない、スタートしたけど、うちの子全然食べない!どうしよう…と思い悩み、ネット検索に走りまた落ち込む…。

買い物に行けば、子供用のジュースやお菓子が売っていて、これもまた何の疑いも無く買っちゃう。

 

人それぞれで良いと思います。各家庭色々な事情や方針も違うしね。

でもでも、何をそんなに先を急いでるの?って思う事が多々あるのです。

人生100年の時代。長い人生の最初の数年を勉強や知能を上げる事に費やして、子供が子供らしく過ごす機会を奪ってしまっていないかな、と。

沢山泥んこになって遊んで、夕日をみて綺麗だなと思う心、緑の木々や道に咲くタンポポを見て可愛いなって感じる感性を育むのは、この最初の数年が大切なのではないかなと思うのです。沢山失敗して、沢山いたずらして、沢山疑問を持って「なんで?どうして?」って質問する時期を大事にしてあげたい、と私自身は思っています。

レイチェル・カーソンの最後の著書『センスオブワンダー』の中に、私が好きな文が幾つかあります。

 

”子供にとって「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないのです。”

”人知を超えた存在を認識し、おそれ、驚嘆する

そんな感性を持続する人は人生に飽きて疲れたり、孤独に苛まれることはないでしょう。”

”『センスオブワンダー』 この感性はやがて大人になるとやってくる倦怠と幻滅、

私達が自然という力の源泉から遠ざかる事、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する自然界から贈られた解毒剤なのでしょう”

 

これらのレイチェルカーソンの言葉たち、そのものが私が大切にしたい、子供に伝えていきたいと思っている事です。

小学校に入学すれば、嫌でも読み書きできるようになるし、足し算引き算だって出来るようになる。時計だって読めないまま社会人になった人なんてそういないでしょう?

※勉強を学校に丸投げするべき!と言ってるのではありません。遊んだり感性を育む時間を無くして勉強だけに時間を費やすのは違うのではないかという事です。

 

子供用のお菓子、子供用のシャンプー、そういった「子供用〇〇」っていう商品にも個人的にはどうなの?って思います。大人も子供も一緒に食べたり使える安全なものを最初から選択すれば良いのではないでしょうか?そもそも、子供には危険、大人には安全っていう線引きもどうなのかしら。子供用に商品を作らなければ食べられないようなものを、わざわざ食べさせる必要はあるのかしら。それに子供用と謳われているお菓子やジュース等の食品も、原材料を見るとえーって思うものが沢山!!!生後5か月から離乳食スタートというのも眉唾もの。人間1人1人、身体の発達も違うし、その子の気質もタイミングも違って当たり前。なのにどうして5か月頃にはスタートしなければいけない!とみんな思い込むのだろう。母子手帳にそう書いているからかな…。

 

こういう事は、1度自分でしっかり調べた方が良いと思います。ワクチン接種も、食品の安全性、遺伝子組み換え表示のカラクリ、洗剤や教育…挙げるときりが無いけど。

推奨派、反対派、両方の情報を納得いくまで調べて、そして最後はやっぱり自分で決める。大切な我が子の事だから、ママもパパも不安になってたり迷ったり、心が揺れる事は当たり前よね。だからこそ、他人任せにしないで自分で情報集めて精査して、自分が正しいと思う方向に進めば良いじゃない、と思います。

マスコミって、スポンサー(企業)で成り立っていますよね。その企業の商品やサービスは絶対に悪く言えない。言ったらスポンサーいなくなっちゃうから。スポンサーなしでは経営が成り立たない世界。某国大統領が某放送局をFake newsと言った事は有名ですが、それは大げさでも嘘でもなく、本当の事だと思います。(彼が良い悪いという話は置いておいて。)この世界は、たった1%の人々にコントロールされていて、彼らが何もしなくても彼らの元に膨大なお金が流れるような仕組みが出来ています。この話が理解できる人、どれ位いるのだろう…。

 

話が広がり過ぎちゃいましたが、一体何が言いたいかと言うと…

長い人生、先を急ぐ必要は無い。※感性を育む機会をもっと大切にしてはどうだろうか。 

そして目の前にある情報だけに踊らされないで、自分で情報を収集、精査して、自分で決めましょう。自分のブレない軸があれば、不安になったり焦ったり、余計な心配をしなくて済みますよって事です。

今どんなに必死に勉強させて高学歴になっても、子供たちが成人する頃にはAIに殆ど仕事が奪われているだろうしね。AIのIQには勝てなくても人間の感性はAIに勝てる…かもね?