living sparkly naturally 地球と身体にやさしい生活

ワシントン州からフロリダ州に引っ越し。身体にやさしい食生活、ゆるゼロウェイスト、そして二児の母としての毎日を綴ります。2021年6月からフルタイムRV生活をしています。!

兄になる準備

気が付くと妊娠7カ月後半。2人目という事もあって毎日があっという間です。最近またお腹が大きくなり、しゃがんだり洗濯機の中のものを取り出す作業が大変になってきました。

少し前まで赤ちゃんの話をすると「えっちゃん(息子は妊娠発覚した時から赤ちゃんの事をこう呼びます。)は今雲の上に遊びに行っていない!」とか「〇〇(息子の名前)はお兄さんじゃないから!赤ちゃんだから!」と言って私達の気を引こうとしたり赤ちゃん返りのような言動で困らせてくる事が多々あった息子。

ところが最近、お腹の中の弟に対して話しかけるようになりました。「えっちゃん、〇〇(息子の名前)ごはん全部食べたよ!」とか「えっちゃんおやすみ!」とか、「〇〇、靴下履けたよ!」とか、いつもじゃないけれどふと気が向いた時にお腹に向かって話し掛けています。もうサイズアウトして着られなくなった服を整理している時に「これ、もう小さくなっちゃったからえっちゃんにあげても良い?」と聞くと、「良いよ!これもえっちゃんにあげるね。」と。息子なりに心の整理をし、弟を迎える準備をしているのでしょう。生まれてから約4年間、ずっと1人っ子だった息子にとって赤ちゃんが生まれるという事がどれ程大きなイベントとなり影響を与えるのか想像もつかないけれど、小さな体で大きな変化を受け止めようとする姿に涙が出そうになります。

親として、「お兄ちゃんだから!」と言って我慢させたり感情を抑える事無く息子の気持ちに寄り添って対応していきたいなと思う反面、出来るだろうかという不安もある。私は2人兄妹で年子なので、親にとっても祖父母にとっても兄の時には何もかもが「初めての経験」で、みんなの期待と注目を浴びる兄の事が羨ましくてしょうがなかった。私の時は手抜きされてるような気持ちにもなって寂しいなと思う事もありました。親としては手抜きしてるつもりは無いし、実際に手抜きもしていなかったと今となっては分かりますが、幼い頃の私はそうは思えなかったのです。「2人目の余裕」が子供だった私の心には「手抜きされてる」って映っていたのでしょうね。だから、息子のメンタルケアも大事にしたいと思うけれど、第二子にも私がかつて感じた寂しさのような気持ちを抱かせたくないなと思っています。

息子が兄になる準備をしている間に、私は2児の母になる準備をしています。

今頃、本当だったら日本に里帰りしているはずだったのにコロちゃん騒動で家族3人でアメリカにいる。さぁ、私はどこでどんな風に出産する事になるのでしょうか。なるようになる!ですね。