living sparkly naturally 地球と身体にやさしい生活

ワシントン州からフロリダ州に引っ越し。身体にやさしい食生活、ゆるゼロウェイスト、そして二児の母としての毎日を綴ります。2021年6月からフルタイムRV生活をしています。!

言葉は言霊

以前、好きなYouTuberというタイトルで紹介をしたことがあるDaisy Barberさん(以下ゆかりさんとします)の最新動画を見て思う事があって、今回また取り上げさせていただく事にしました。ご本人に事前許可を取っていないので、もしNGが出たらリンクは消そうと思います。

www.youtube.com

ゆかりさんのYouTubeとの出会いは、私がゼロウェイスト生活に興味を持って情報収集していた時に、数あるYouTube動画の中から彼女の動画を見つけた事から始まります。気取らず自然体でカメラに向かって話すゆかりさんの動画に興味を持ち、彼女の過去の動画を遡って観ていくと"大型バスをDYIでリモデルしてタイニーハウスにして住む" という、まさに私達夫婦がやりたいと思っていた事を既に実現されている事が判明、更にお互いにアメリカ在住でアメリカ人夫を持つ主婦だと分かってどんどん親近感を抱くようになりました。

最初はバスをリモデルする様子を動画にアップされていましたが、タイニーハウス完成後はバス生活の様子や節約、うさぎの話、もっと彼女の日常にフォーカスされた内容へとシフトされていきました。ほのぼのした内容だったり時には勉強になる事も多くて、私は毎回楽しみにしていました。3月からは週5回の動画更新を続けて来られましたが、つい最近、週5回更新からまた不定期更新に戻すと発表されました。

視聴者が増えると賛否両論色々なコメントが来るであろう事は誰でも想像できると思います。ゆかりさんもきっとそんな事はある程度覚悟のうえでYouTuberをなさっているとは思います。でも、それでも、むやみやたらに相手を不快にさせたり傷つけるようなコメントをわざわざ残す必要は無い!全く無い!!と私は強く思います。ゆかりさんに対して、「主婦のくせに食洗器やお掃除ロボットを買ってもらって、あなたは一体何をやっているのだ?」と言ってみたり、「節約節約と言っていたら旦那さんに嫌われますよ」とか、挙句の果てに「子供を作る予定はないのか?」と言ってみたり…。

そんな事、実生活の中で家族や友人、ましてやそこまで親しくない間柄の人に面と向かって言えますか?ネット上では誰もが、匿名だったりハンドルネームだったり、とにかく自分の素性を明らかにしないまま、自由にコメントを残したり、ブログを書いたりできます。でもその与えられた自由をもって誰かを攻撃したり不快にさせたり傷つけて良いという事では決してありません。

人の動画やブログ等にわざわざネガティブコメントを残す人って一体どんな人だろう?って考えてみたのです。

ゆかりさんご夫妻は大型バスをリモデルして住んでいて(+節約も出来る)、旦那さんと仲が良くてコミュニケーションもしっかりとれて愛情表現もしてくれる、日本で経験できない事やアメリカでしか経験できない事を沢山している、自分の目標を持って毎日コツコツと努力できて自然体でいつも前向きなゆかりさんが羨ましくて、どうにかして傷つけてやりたい!あなたより私の方が幸せなんだ!って思いたくて、そうやってわざわざネガティブなコメントをしてくるのではないでしょうか。あとは愉快犯。

子供がいない専業主婦だから食洗器を使うな?仕事もしないで夫に節約を強いるな?こういう事をコメントする人って、「○○だから~しなければならない/べきだ、~してはならない」っていう呪縛に囚われている人が多い印象を受けます。自分の価値観と相手の価値観が違った場合、コメントという手段を使って相手を傷つける事で、自分の価値観や考えが正しいのだと思い込む、相手を倒した自分が優位だという気分になるのかも知れません。そうやって自分を守るしかない、とも言えます。インナーチャイルドの影響も大きいのかも知れませんが、それについてはここでは深く書きません。

言葉は言霊って古くから言われ続けていますよね。そんなバカなって思う人が大半かも知れませんが、侮れませんよ。必ず発した言葉は巡り巡って自分に帰ってきます。量子力学の世界です。非科学的だと鼻で笑う人もいるかも知れませんが、これからの時代そんなこと言ってられなくなるはず。

たまたま覗いたSNSYouTube動画の内容が気に入らなければ、飛ぶ鳥跡を濁さずで、さっと回れ右で立ち去れば良いのです。そしてそこに戻ってこなければ良い、とってもシンプルで簡単な事だと思いませんか?自分を取り巻く環境が不満なら、そこから抜け出すアクションをすれば良い、誰かが羨ましいならそこに近づけるようにできる事をやれば良い。文句を言ったり言い訳をしたら、あなたの人生は何も変わらないです。「もう年だから…」っていう言い訳をする人も多いけれど、10年後のあなたは2019年のあなたを振り返ってまた「もう年だから…」と同じ事を言っているはずです。今すぐに100%の結果を求めようとするのではなく、少しづつ少しづつ、コツコツと。先日ブログで書いた「ときをためる暮らし」にも通ずると思います。

livingsparklynaturally.hatenablog.com

今回はゆかりさんを例に挙げて書かせていただきましたが、こんな風に傷つけられたり攻撃される人を最近何人も見てきて、ずっとモヤモヤとしていたのでブログに取り上げさせていただきました。もっとみんなが気持ちよく幸せに、そして穏やかに過ごせると良いなと、心から思います。