living sparkly naturally 地球と身体にやさしい生活

ワシントン州からフロリダ州に引っ越し。身体にやさしい食生活、ゆるゼロウェイスト、そして二児の母としての毎日を綴ります。2021年6月からフルタイムRV生活をしています。!

アメリカでも買い溜めが本格化

木曜日に近所のスーパーに足りないものがあって買い物に行った時、興味本位でトイレットペーパー売り場を覗いたらそれはそれは見事に在庫ゼロ!一方、食料品は生鮮食品も長期保存のきくパスタや瓶詰め、缶詰め食品等も、いつも通り在庫は沢山ある状態でした。「アメリカでも買い溜め現象が始まった!」なんて噂で聞いてたけれど、そんな騒ぐ程でもないなーと思っていました。

翌日金曜日(昨日)の午後、家族で1週間分のお買い物に出掛けたら駐車場は満車。今まで満車になっているのを見た事が無いのでびっくり。待つ時間も勿体ないので、目的地をトレーダージョーズへ変更。思いの外スムーズに駐車出来たけれど店内は大大大混雑。

お店に入って最初に目に入るのは野菜やフルーツ、乳製品、卵、肉類、パンやペストリー類のエリア。在庫豊富で、欲しいものは一通り買えました。その後オリーブオイルやひよこ豆等を取りに売り場へ行ったら、スッカラカン!オーガニック商品や少し値段の高めな物は見事に残ってはいるものの、パスタやインスタント食品、缶詰め食品の棚はほぼ空っぽ。冷凍食品はアイスクリーム以外ほぼ全ての商品がストックアウト。我が家は冷凍食品を買わないので普段どんな商品が売っているのか把握していませんが、きっとレンジで温めたらすぐ食べられるものが殆どだろうと思います。

買い溜めという概念が私達の頭の中ではピンと来ないので、必要なものだけカートに入れてレジへ。ここでも長蛇の列。前後に並んだ人と「ディズニーランドより混んでるね!」「でもここはファストパスは無いのよね~」と冗談を言いながら待ちました。

帰宅して夫と「なぜ買い溜め現象が起きてるんだろう?トイレットペーパーや除菌スプレー、手洗いソープだけじゃなく食料品まで買い溜めるのは一体なぜ?」という会話で盛り上がりました。

WHOがパンデミック宣言したから?来週月曜日か4月24日まで学校閉鎖が決まったから?

それとも非常事態宣言したから?30日間欧州からの渡航入国を禁止したから?

理由は何であれ、冷静に、冷静に。恐れや不安に支配されないで。買い溜めて「我が家はこれで暫く安心!」って保身に走るのではなく、無かったら無いなりに今手元にあるもので工夫して生きる術を考えるとか、助け合いの精神で隣近所で分け合ったり補い合ったり、そういう方向にみんなが向かえば良いのにな~と思います。そうすれば買い溜めする必要もないし、在庫切れで本当に必要な人がパニックになる必要もない。無駄にストックが増えて保管場所に頭を抱える必要も無い。

そんな我が家、トイレットペーパーは残り6ロールです。でもなるようになる。ストックが無くなる前にどこかで手に入るかも知れないし、なかったら助けてくれる人がいるはず。トイレットペーパーが無くても死なないしね。買い溜めなんかしなければ、メーカーに在庫は幾らでもあるから店頭から消える事は無いはずなのです。馬鹿みたいに(おっと失礼!)みんなで一斉に買い占めるから一時的に店頭から消えて、それを見て更にパニックになる。自分たちで自分たちの首を絞めてるという状況が何故分からない??周りと同調したり飲み込まれるのではなく、物事を見る視点を変えましょう。人間の目線からばかりではなく、鳥になって上空から全体を眺めてみるような広い視野を持ちましょう。メディアの情報を鵜呑みにするのももう止めましょう。テレビを消しましょう!

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この絵はかなり有名なので見た事ある人も多いはず!世の中に垂れ流されている情報の大半は、この絵のように真実とは真逆だったり全然違っていたりするものかも知れません。WHO創設の歴史、誰・どんな企業が関わっているか、WHOと各国の関係性、今各国で何が起こってるかを知ったら、なぜ今このタイミングでパンデミック宣言をしたのか、色々見えてくる事があるかも知れません。

 

さて。私達がいつも行くスーパーには顔見知りの店員さんが2人います。そのうち1人とは電話番号交換もしていて(夫が友達作りの天才!笑)4ヵ月間のワンオペ育児中は「必要なものがあったら全部取り置きしておいてあげるから!」って言ってくれたり、私達がいつも買うオーガニック商品も覚えててくれて「今セール中だよ!」とか、今回の買い溜め騒動で「今は大混雑だし来ても何もストックが無いから、明日の朝一でおいで!」と事ある毎に連絡をくれます。そんな店員さん達はここ数日オーバータイムで働き、空っぽになった棚の商品を1日中陳列しては、寝る間も惜しんで働いてくれています。お店がオープンしたら途切れないお客さんの波、永遠に続くレジ打ち。みんな疲れた顔で無心に働く姿を見ていると気の毒になる位。それが彼らの仕事と言えばそれまでですが、彼らがいなかったらトイレットペーパーの1つも買えない。騒動の裏で頑張る彼らへの感謝の気持ちを忘れないようにしたいものです。