我が家のクリスマス
子どもが生まれてからアメリカで迎えるクリスマスも、今年で3回目でした。
2年前は夫の実家のあるフロリダで義姉の家でクリスマスディナーを楽しみました。
昨年は日本に一時帰国してアメリカに戻ってきたばかりでバタバタしていたので、何もなし。
今年は11月下旬に、ずっと作りたかったクリスマスストッキング(家族3人分)を仕上げ、クリスマス2週間前にもみの木を買いに行き、子供と一緒にオーナメントを飾りました。
クリスマスストッキングもお店に行けばすぐに手に入るけれど、大量生産されたそれらのデザインもクオリティーも納得できるものは無く、それならば自分の好きな生地を買って、好きなデザインで作れば良いじゃん!という事で、毎晩子供が寝静まった後にコツコツ縫い上げました。
出来上がってすぐに試し吊りしたので、アイロンも掛けていないしカーブ部分もいびつな写真ですが…💦
もみの木は約2mの小さめのものにしました。大きいとその分重くて運ぶのも大変だし、今夏あちこちで多発した山火事のせいでクリスマスツリーファームが被害に遭い、例年よりも値段が高騰していたこともあって、これ位が丁度良いよねと夫と意見も一致。
こちらアメリカは、10月のハロウィンから始まり、感謝祭、クリスマスと、この時期はずーっとセールをしていて、どこに行っても大きな買い物袋を大量に抱える人で溢れかえっています。(とは言っても、最近は専らネットショッピングしかしない!っていう人も多いですが。)
クリスマスは、どの家庭でもクリスマスツリーの下に大量のプレゼントが山のように置かれ、1人につき1つのプレゼントではなく、複数個送りあうのが当たり前のようです。そしてクリスマスストッキングの中にもちょっとしたプレゼントも忍ばせます。
そして25日の朝に、ビリビリと盛大にラッピングを破ってプレゼントのお披露目会が繰り広げられるのが定番。
私、この恒例行事がどうしても受け入れられず、我が家ではしないと夫と決めていました。
夫婦揃って物欲も無いので、夫婦間のプレゼント交換は無し。
私達から息子には24日の夜にIKEAのプレイキッチンを設置。
ツリーの下には一応、私の両親から息子へのプレゼントを置きました。
アメリカ人がこの写真を見たら、きっとビックリするでしょうね(笑)
でもね、でもね、
普段の生活の中で、そんなに沢山「どうしても欲しい!絶対必要!」ってもの、ありますか?貰ったもの、買ったものをこの先ずっと使い続けるものばかりでしょうか?
少しずつ物を減らしている私にとっては、全然魅力的ではありません…。
大して欲しくもないものを沢山貰っても、困る…。
そして大量に出るラッピングのゴミ。これが嫌で嫌で仕方がない。
日本人はラッピングペーパーを破かないようにそっとテープをはがして再利用したり何かの為に取っておく人も少なくないですよね。
こちらは盛大にビリビリ破ってプレゼントを開ける事で喜びやワクワク感を表現するのがマナーという、日本とは正反対の文化です。
でも、心から本当に嬉しいのかな?って傍から見てて思ったりします。ワザとらしいなーとかね。
息子にも、クリスマス=大量にプレゼントがもらえる日だと思って欲しくないし、本当に欲しいもの、本当に必要なものを自分で考えて選ぶ力をつけて欲しいので、来年以降もプレゼントは最小限に、そしてラッピングは風呂敷や可愛い生地を使ってゼロウェイストになる工夫をしようと思っています。
今日(25日)はごちそうも無し、ケーキも無し。
普段通りの我が家でした。
私の意識は、大掃除、餅つき、お節の準備…クリスマスよりも日本のお正月に意識が向いています。
息子の肘脱臼~自然療法と現代西洋医学について思う事~
2日前の夜の事。
ぶら下ったり、跳んだり跳ねたりよじ登る事が大好きな2歳5か月の息子。
いつものように夫に抱きついたりよじ登って遊んでいた時に、バランスを崩して転びそうになったところを夫が咄嗟に腕をつかんで支えようとしたら、パキパキっと音がして息子は号泣。
抱きかかえると、いつもは両腕でしがみついてくるのにその時は右手をぶらんとさせたまま。
まさか…と思い、軽く右腕を触るとギャン泣き!
これは脱臼だな。ERに連れて行かないとダメだと確信し、夫と共に車に飛び乗りました。
カーシート(チャイルドシート)に乗せる時も腕が動いてしまうので息子はギャン泣き、乗ってしまえばそのまま手が固定されるので痛がることも無く機嫌よく窓の外を眺めていました。
ERに着いて受付で状況を説明、優先的にドクターに診てもらえました。
肘脱臼は幼児には本当によくある事らしく、ものの数秒で元の位置に戻してもらい(この時もパキっと音が聞こえました。)一瞬の出来事とは言え、戻す瞬間は痛みがあったようでここでもワーッと泣きました。
でもその後は何事も無かったように腕を動かし、元気になって一安心しました。
一応臨床病理学や解剖生理学の勉強もしているので、脱臼である事、どうやって元の位置に戻すかという知識はありますが、ドクターではないので実際にやった事はなく、痛がって泣く我が子を前にして、患部に触れる事も躊躇して結局はホメオパシーレメディーをピックアップ、息子の口の中に入れる事が私にできる最善の処置でした。
今までブログで触れた事は無いですが、私は今ホメオパシーの勉強をしています。
学校を卒業するまでに4年、その後ホメオパス(ホメオパシー医)になる試験を受ける予定です。ホメオパシーは数ある自然療法の1つで、ドイツ発祥の同種療法です。
私がホメオパシーを含め自然療法の道に進み始め、不要な薬剤投与やワクチン接種に関する疑問を呈する事で、現代医学を全否定してると勘違いしている人(実生活で関わりのある人達)が少なからずいますが、そうではありません。実際にネット上でもアンチ自然療法の方々も数多く見受けられ、そういった方々は徹底的に自然療法家を叩きのめそうと悪態をついたり誹謗中傷、時には脅迫まがいの行為をしている過激な人も多々います。
大怪我を負った時、急性病で外科的処置・形成外科的処置が必要な時にはもちろん現代医学に勝るものは有りません。今回の息子の場合もそうです。
命の危機が目前に迫っている時には勿論現代医学が必要です。
でも、病気に罹らないように、人体が持っている自然治癒力を最大限に発揮出来るように、小さな症状や病気は自分で対処出来るように、そして根本的治療には自然療法に勝るものは無いと、個人的には思っています。
現代医学は対症療法であって、根本治療では有りません。
熱が出たら解熱剤で熱を下げる、痛みがある時は痛み止め薬で抑える、腫れがあると抗炎症剤、ただ症状を抑え込むだけ。
熱が出る意味は?なぜ痛いの?炎症はなぜ起こる?
それら全ての根源は何処にあるか診ている?
今目の前にある症状を消すだけでは、根本的解決にはなっていないでしょう?
プロとして自然療法家をしている先輩方もみんな基本的には同じ様に考えているのではないかと思います。
自然療法と現代医学、それぞれの得手不得手があるのだから、上手く使い分けましょうって事です。
その為には自然療法なんてインチキだ、科学的に証明されていない、エビデンスが無いと毛嫌いせずに試してみたら良いじゃない?自分では何もせず情報も集めずに批判や否定は勿体無いよ、と思うのです。
世の中の常識が常識ではない、と気づく時、きっと世界が違って見えるし、自分の人生や生き方が変わり、私が言いたい事もまっすぐに伝わるのではないかな…。
今回は少し真面目に語ってみました。
子育てとタイムマネージメント
いくつかブログを覗いてはいたものの、ここ2週間はブログを書く時間が取れずバタバタしていました。
実は昨年からe-ラーニングコースで勉強をしているのですが、育児に家事に忙しいからと理由をつけて(言い訳とも言う…)9月頃から暫くサボっていたのです。サボればその分授業は溜まっていくわけで、今月末が締め切りのクラスを必死にこなしていたのであります。
e-ラーニングって、ネット環境さえ整っていれば世界中どこにいても受講できるしとても便利なんだけれど、通学と違って切磋琢磨しあえるクラスメイトが居ないから孤独だし、スケジュール管理がしっかり出来ない人だと結構大変だなと改めて思います。
12月に入るとあっという間にクリスマス、子供も冬休みに入って、年越し年明け、自分の時間を確保するのが更に難しくなるので、寝る間を惜しんで勉強なりその他諸々作業をしなければいけないのですが、もう体力的にキツいのなんのって…。
もっと上手に時間を使えるようになりたいなー。