living sparkly naturally 地球と身体にやさしい生活

ワシントン州からフロリダ州に引っ越し。身体にやさしい食生活、ゆるゼロウェイスト、そして二児の母としての毎日を綴ります。2021年6月からフルタイムRV生活をしています。!

日・独・米 物に対する価値観の違い

今日は朝から晴天!午前中は息子のプリスクールだったので、降園後一旦帰宅してお弁当を作ってからRVに行ってきました。今月夫は火曜~土曜出勤の日曜月曜休みなので、彼は朝からRVのオイル交換等していたそうです。

今日は昨日の雨漏りしていた部分のチェックをしただけで、これといった作業はしませんでした。と言うか、何も出来ませんでした。まだ雨漏りしている部分をどのように直すのがベストな方法か模索中なのです。いやーこの壁の雨漏り問題さえなければ、今頃ペンキ塗ったりしてるんだけどなー…なんて思っても仕方がないのです。

 

さて、今回のタイニーハウスプロジェクトを始めるにあたり、いくつかRVを見に行ったと以前ブログで書きましたが、このRVハンティングで感じた事について書こうと思います。ブログタイトルが何だか仰々しい感じになってしまいましたが、内容はそうでもないのでさらっと読んで下さい(笑)

 

最近日本でもフリマアプリが人気で、利用している人も多いと思います。アメリカではOfferUpというアプリが1番有名で、私達も不要になったものを売ったり欲しい物を買う時にこのアプリを使っていて、今回もこのアプリを1つの手段として活用しました。でね、こういう場合まず最初は実物ではなく掲載されている写真を見るでしょう?そして商品の詳細を確認して、気になれば売り主にコンタクトを取る。で、最終的にはアポイントメントを取って実物を見に行ったり引き取りに行ったりするわけですが、まぁビックリする位写真と実物が違ったりするわけです。写真ではキレイなのに、実物はボロボロとかね。何年前に撮った写真だよ!って突っ込みたくなる程。日本では詐称になるのでは?!そこは百歩譲って良しとして(しきれないけれど…)、掃除してなくて汚かったり散らかってたりするから更にビックリするのです!日本だと、もし自分が何か売りたいと思ったら、まずは汚れを取ったり整理したり、少しでも良い状態でって思うのが普通でしょう?でもこっちだと、そういう感覚の人がとても少ない気がします。私の経験上の話なので、そんな事ないよって思う人もいるかも知れませんが…。

今回見に行ったRV達も、冷蔵庫を開けてみたらオイル?ソース?水?よく分からない汚れがついていたり、埃があちこち溜まっていたり、「本当に売る気ありますか?」って思わず言ってしまいそうになる状態のものが多かったです。私の場合、自分の所有していたものを人にお見せする時にそんな状態だったら恥かしくて見せたくないって思ってしまうんだけど、アメリカ人ってこういう事に羞恥心を抱かないのかしら…。

アメリカは消費大国、物質至上主義、使い捨て文化だからなのか、自分が要らないと思ったものへの愛着はスパッと無くなってしまうのかなぁ。物を大事にし、壊れても修理をしながら長く使うドイツ人、古代から八百万の神、つまり全ての物に神様が宿っていると考えてきた私達日本人と真逆に位置するアメリカ人の価値観。未だにアメリカのそういうところが好きになれない…。

そうそう、夫が大型トレーラーやトラックの運転免許を取得するために学校に通い始めたのですが、「うちの夫はやっぱり日本人だ!」と思ったエピソードがあります。

座学と筆記試験をクリアして、教習所内で実技のクラスが始まったのですが、夫が何か操作(ギア操作かな?)をしていて上手く出来なかった時に「ごめんねー!ギアに負担がかかって壊れちゃうね。申し訳ない!」って思わずトラックに対して叫んじゃったそう。その時のインストラクターの反応は、この人何言ってんの?って感じで、「良いの良いの!壊れたら直せばいいだけだし。」とさらっと返されて、夫は「いや、そういう事じゃないんだけどな~」って思ったそうです。この話を夫から聞いた時、「あなたやっぱり日本人の血が流れてるね!」と言ったら喜んでました(笑) 国際結婚でも、こういう価値観を夫婦で共有できて幸せだなぁと思ったのでした。