living sparkly naturally 地球と身体にやさしい生活

ワシントン州からフロリダ州に引っ越し。身体にやさしい食生活、ゆるゼロウェイスト、そして二児の母としての毎日を綴ります。2021年6月からフルタイムRV生活をしています。!

コロナ騒動、悪い事ばかりじゃないよね

コロナ、コロナ…と、世の中のパニックはまだまだ続きそうですね。

カリフォルニア州では外出禁止令が出たとか、我が州でも4月末まで全校閉鎖されているし、出社せずにリモートワークに切り替えたり自宅待機を命ずる企業も日に日に増加、アメリ国防省は海外渡航中止勧告を出したり…。どんなに前向きにポジティブでいよう!と思っても、身動きも取れず先の見えない状況にネガティブになって苦しんでいる人、きっと多いのではないかなと思います。

私も狭い家で毎日子どもとどう過ごせばよいか頭を悩ませているし、本当は日本に帰国して2人目は助産院で出産したいとずっと夢見ていたのに、もしかしたら日本へ帰れないかも知れない状況になってしまってショックを受けているし、未だに続く買い溜めによって必要なものが手に入りづらい状況も、不安定な世界経済状況も、コロナウイルスの話題を耳にするのももううんざり…。

でも、悪い事ばかりじゃないって事に気が付いたのです。

先週4か月の長期出張から帰宅した夫は週明けから仕事に復帰予定だったけれど、コロナウイルスのお陰で暫く自宅待機に。4ヶ月振りにダディーと一緒に過ごせるようになった息子は、夫帰宅から1週間経った今でも朝起きて寝るまで、ずっとダディー!ダディー!とくっついて離れない。私も少しずつお腹が出てきて1人で息子を連れて買い物へ行ったり抱っこをしたりするのが大変になってきたし、4ヵ月離れていた分、話したい事も沢山あるし、同じ時間、同じ景色、同じ食事、同じ空間、見逃したくない息子の可愛い表情やクスっと笑ってしまうおちゃめな姿…日常のありふれた当たり前を夫と共有したい。お腹にいる子どもにも、ダディーとママ、お兄ちゃんの日常を感じて欲しい。コロナ騒動がなければ、これだけ家族一緒に過ごせる時間は持てなかったはずです。

コロナ騒動が無ければ、資本主義社会の危うさやお金の価値、これからの生き方を改めてこれ程真剣に考える事も無かったと思うのです。お金が有れば何とかなる、という世界は私達が思っている以上に脆く儚いもので、この先長くは続かないという事にみんな薄々気づき始めたのではないでしょうか。自分にとって何が大事?人生で優先すべき事は何?将来を考え備える事ももちろん大事、でも今フォーカスするのは過去でも未来でもなく、『今、ここに生きる』事。自分だけじゃなく、みんながより良く生きていく社会を再構築する時が来てるんじゃないかな?コロナもこれから起こるであろうリセッションも、あちら側の人間がずっと起こしたくて仕方がない第三次世界大戦も…かなりタフな未来になりそうだけれど、どこに意識を持っていくかで乗り越えられるかそうじゃないか、決まってくるよね。

沢山の気づきを与えてくれた事、有難いと思います。