living sparkly naturally 地球と身体にやさしい生活

ワシントン州からフロリダ州に引っ越し。身体にやさしい食生活、ゆるゼロウェイスト、そして二児の母としての毎日を綴ります。2021年6月からフルタイムRV生活をしています。!

春休みを終えて

息子が通うプリスクールの春休み、今日で無事に終わりました。

始まる時は11日間もあると思っていたけれど、終わってみたらたった11日間だったなぁと捉え方が真逆になっていたのには自分でも驚きました。

 

春休み前半は、私が体調を崩していた事もあってなかなか息子と一緒に過ごす時間が取れなかったけれど、回復してからはビーチへお散歩に行ったり、ストライダーの練習をしたり、砂遊びをしたり、飛行機を見に行ったり、植物に水をあげたり…一緒に過ごす時間をたっぷりとれてお互いに良い気分転換が出来たかなと思います。

どこかに旅行に行ったり、アミューズメントパークに連れて行ったり、何か特別な事をしなくても、ただそばにいて同じ時間を共有できるだけで子供は安心して自分の遊びに集中できるのかも知れません。今までは常にママと一緒に遊びたい、常に注目されていたかった息子も、最近は自分の世界を持つようになって、ママの手を借りずに自分でやってみたいという気持ちも急上昇しています。どうしても出来ない時、手伝って欲しい時は「マミー、おいで!」「一緒にやろう!」と言ってきますが、私が良かれと思って手を差し伸べたり、手伝おうとすると、パッと手を払いのけて「〇〇(息子の名前)がするの!」と言われてハッとする事が増えてきました。

こうして少しずつ親離れをし、子供自身の世界や価値観をどんどん広げていくのだなと思うと、嬉しいような寂しいような少し複雑な気持ちになります。子供が可愛いが故に"転ばぬ先の杖"になりがちですが、"可愛い子には旅をさせよ"でそっと静かに見守れる親になりたいものです。

停電しても大丈夫!我が家のアンティークシンガー足踏みミシン

私は料理も針仕事も得意という訳ではないのですが、手先を使って何かを作るという作業は大好きです。

子供の頃から曾祖母や祖母、母が編み物をしたり縫物やパッチワークをしている姿を見ていたので、端切れをもらって見様見真似でチクチク縫ってみたり、ミシンを使って遊んだりする機会には恵まれていたのかな、と思います。

ドイツで就職してドイツに暮らしていた時、ミシンを買おうかと迷った事があったけれど、いつまでドイツで暮らすか分からないし、壊れた時のアフターケアがあまり良くないと聞き、安い買い物ではないし…と手を出せずにいました。

結婚してアメリカに来てすぐ、アンティーク足踏みミシンの存在を知って、そこから我が家に迎え入れたいとあちこち探しまわりました。優雅なデザイン、電気を使わず足踏みで縫える、プラスチック製ではなく鉄製なので、メンテナンスさえしっかりすれば、まず壊れる事もなく、厚い生地でもすいすい縫える…。

これ絶対欲しい!と、夫を巻き込んで必死で探しました。

日本は世界大戦でアンティーク品はほとんど残っていない、残っていてもかなり高価で手が出せない事が多いと思います。それに比べ、アメリカでは本土戦を経験していないので(南北戦争、つまりは東海岸中心に内戦の経験はありますが。)、状態の良いアンティーク品が数多く残っている印象を受けます。値段も、個人売買だとピンキリです。業者を通してしまうと、価格は一気に上がってしまいます。

本体のデカールが剥げていたり、本体がさび付いて使えない、テーブルが壊れている等、実用性のないアンティークミシンが$500(約55000円)以上もして、なかなか良い物に出会えなかったのですが、探し始めてちょうど1年後の2年前に$100で売りに出されていたこの子を見つけました。

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 95年前にアメリカのエリザベス工場で作られたシンガー社の足踏みミシン。

3代のオーナーを経て、私のところにやって来ました。このデカールはRed Eyeと呼ばれていてアメリカとドイツで生産されていたそう。

1つ前のオーナーが服飾学校の生徒で専門業者にメンテナンスに出したばかりで、かなり綺麗で故障も一切なし、今すぐに縫える!という素晴らしい状態で譲って頂きました。今のコンピューターミシンと違って、返し縫い機能もなければ飾り縫いも出来ませんが、別売りのジグザグ縫いアタッチメントやボタンホールアタッチメントなどを取り付ければ直線縫い以外にも色々できるようです。いずれもアンティーク品なので、いつか良いご縁があれば我が家にお迎え出来たら良いなと思います。

アンティークミシンは100年以上前のものもゴロゴロあって、95年ものはアンティーク界ではまだまだ赤ちゃんです。この先もし日本に帰る事になったとしても、手放さずにずっと大事にしたいです。

 

アメリカのキッチンだけれど…

うちには電子レンジがありません。

アメリカの一軒家もアパートも、殆どの物件はコンロの上、換気扇が付いている部分に大体電子レンジが付いているのですが、今住んでいるアパートには電子レンジが付いていませんでした。電子レンジ無しというのも、このアパートに決めた理由の1つです。有ったら夫がついつい使っちゃうので…。

夫も1年3ヶ月近く経過した電子レンジ無し生活に今では不便を感じる事なく過ごしています。無いと困る!と思っていても、実際は無くても平気なもの他にも沢山ありそうです。

 

私はかれこれ10年近く電子レンジなし生活を送っています。無くても全然困らないし、電子レンジで温めても美味しいと思わない、そもそも電磁波が怖くて使えない…。

人類の文明をさかのぼってみても電子レンジが発明されたのは1945年の事で、今からたった74年前の話。電磁波の安全性、100%人体に悪影響が無いのかはまだ研究途中段階、もっと過激な言い方をしたら、地球規模で人体実験しているようなものだと私は思っています。

薬だってそうでしょう?新薬が次々と開発・販売されていますが、実は重篤な副作用を引き起こす事が判明したので販売停止!なんて日常茶飯事起きているわけです。報道されないけれど…。昔は怪我をしたら赤チンを塗っていればOK!って事で、私が子供だった頃は膝を擦りむいた友達が赤チンを塗っている光景は当たり前だったのですが、これも後に水銀中毒、製造に伴う環境汚染の問題が明るみになって今では使用する人は激減しています。

「これはこんなに素晴らしい!画期的発明だ!」って言われていても、それを鵜呑みにしたり飛びつくのは、私は賢い行動とは思わないなぁ。何事も、疑いの目を持つ事は大事、この先もっともっと大事になってくると思います。

もしかしたらこの先、電子レンジは100%安全ですって言われるようになるかもしれないし、癌の一因である事は間違いありません、と言われるようになるかもしれないし、そこは分からないけれど、自分が少しでも疑いを抱くものには近づかない、徹底して調べる!これに尽きます。

 

そんな私もスマホ使ってるし、PCも持ってるし、普通に電磁波のある生活を送っています。今の世の中、電磁波も放射能も、プラスチックも農薬も100%排除した生活を送る事は不可能です。ただ、極力排除する事は可能だと思っています。特に口に入れるものに関しては慎重でいたいです。We are what we eat ですからね!

 

 

 

純マグネシウムで洗濯をする

今の家に引っ越してきてから、石鹸+ベーキングソーダ+ウォッシングソーダを混ぜた手作り洗剤で洗濯をしていました。

固形石鹸をチーズグレーターでゴシゴシ下して、全て1:1:1の割合で混ぜるだけ。

ラベンダーやペパーミントのエッセンシャルオイルを一緒に入れるとほのかなに良い香りが漂います。

 

でも、石鹸を下ろすのも面倒だし、だからと言って蛍光増白剤で汚れの上塗りをしたり、合成香料で衣類に付いた匂いをごまかしたりするような合成洗剤には戻りたくなかったので、純マグネシウムを試してみる事にしました。

そう、日本でお馴染みの洗濯マグちゃん。

こちらではもちろん売っていないので、純マグネシウムペレットと洗濯ネットで自作しました。自作という程のものではなく、ただ洗濯ネットに純マグネシウムを入れただけ!費用もマグちゃんの1/4で出来ました。

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 これで洗濯をし始めて1週間経ちますが、今のところ汚れも取れているし洗濯物の匂いも気になる事はありません。乾燥機にかける時にウールボールにラベンダーのエッセンシャルオイルを数滴垂らせば、洗濯物がほんのり良い香りになって洗剤にエッセンシャルオイルを混ぜるよりも香りが残って良い感じです。

 

マグネシウムで洗濯する事は、科学的に意味がないとか色々とネガティブな意見も目にしますが、私は暫くこのまま使ってみようと思います。ホメオパシーのように、まずは自分で試して自分で感じて、自分で結論を出す!このプロセス、大事にしたいです。

そして今まで使ってきた石鹸やウォッシングソーダも、汚れ具合や汚れの種類に合わせて使い分けていこうと思います。

 

オーガニックりんごの種から発芽

りんごは農薬使用率が高く、ワックスでテカテカ&ベトベトなものが多く、皮をむいても中まで汚染されている確率が高い果物の1つです。

我が家は皮を剥かずそのままスロージューサーでジュースにして頂くことが多いので、割高ですがオーガニック認証のりんごを買うようにしています。

りんごは芯の部分を取ると、きれいな可愛らしい種が沢山ついていますよね。毎度毎度そのまま捨ててしまうのが何だか可哀そうで、半分お遊びで育ててみる事にしました。

 

1月中旬頃、りんごの種を湿らせたキッチンペーパーで包み、一旦冷蔵庫の中で保管しました。この冷蔵庫の中で低温状態に晒しておくと「発芽しなきゃ!」とりんごの種は目覚めるそうです。面白いですよね!

2日程冷蔵庫に入れた後、土に植えました。

待てど暮らせど発芽せず、やっぱり駄目だったか…と諦めていたら、3月上旬にポツポツと発芽し始めました!今は7つ芽が出ています。

発芽して約1か月。今はこんな感じで双葉から本葉も出て来ました!

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確か品種はFUJIとGALAの2種類のりんごの種を植えたと思います。

ここから長い年月をかけて木になっていくのかと思うとワクワクしますが、それまで元気に大きくなってくれるかな…。

 

 

 

過去に、アメリカの環境NGO Environment Working Group(EWG)が毎年発表しているDirty 12 / Clean 15に関する記事を書いているので、気になる方はご参照ください。↓

livingsparklynaturally.hatenablog.com

 

 

アメリカ生活で避けている事

日本でもドイツでも、車が無くても何不自由なく生活をしていました。

日本(東京)では電車、メトロ、バスでどこでも行けるし、1本逃しても数分で次の電車が来るので待ち時間もほぼ無し。ドイツでも仕事はバスで1本、普段は電車とトラムで何処へでも行く事が出来たので、結婚してアメリカで暮らす迄は運転免許も持っていませんでした。

今は車が無いと何処にも行けない、何も出来ないのでほぼ毎日車を運転していますが、ハイウェイの運転だけは避け続けています。

 

こちらに引っ越してきて以来、何度となくハイウェイでの事故を目撃してきて、怖くて怖くて…。これは地域差が大きいと思いますが、私の住むエリアはアグレッシブなドライバーが多いような気がします。カリフォルニアとかに比べると遥かマシだとは思いますが…。フロリダ育ち、ハワイに住んでいた夫は、合流の時や車線変更の時に窓から手を出してshaka!私も真似しています。このちょっとした挨拶で、お互い気持ち良く運転できるのになーって思う私は気にし過ぎなのでしょうかね…。

 

そんなわけでこれまでずっとハイウェイを避けてきましたが、今まで何度が運転はしました。夫が長期出張中に同州内に住んでいる高校の同級生に会いに行くためにハイウェイを運転した時は、真後ろの車(大きなピックアップトラック)がその後ろから来た車(セダン)に追突され、その追突したセダンがスローモーションで吹っ飛んでいくシーンをミラー越しに見て震え上がった経験は忘れられません…。もし真後ろの車が大きなピックアップトラックじゃなかったら…間違いなく私も玉突き事故に巻き込まれて、後部座席にいた息子は今頃…そう思うと、本当に良かった!と思うのです。

 

そして今日、息子のお友達の家に遊びに行った帰り、道を1本曲がりそびれてしまい、そのままハイウェイにのってしまったという…。のっちゃったらもうあとは走るしかないので(笑)、なるようになるのですが、やはり怖いものは怖い。

でも、こういう経験を重ねていけば、意外とハイウェイの運転も出来ない事もないかな…と思ったのでした。

それでもやっぱり、大都市での運転は嫌だー!!!

 

身体は正直。

先週末から何となく体調が優れなくて違和感を感じつつも、日々の生活に追われそのまま気づかないふりして過ごしていました。

でもね、それじゃあやっぱり身体は許してくれるはずはなく、日曜の夜に38℃台の発熱。

一夜で平熱まで下がり、何となくのどが痛いな、全身何となく痛いかも…と思っていたら、月曜日の夕方から完全にダウン。再び38℃台の熱と頭痛で、5日間ベッドの上で過ごす事になるのでした。左の扁桃腺が炎症を起こし、外から見ても耳下がポッコリ腫れているのが分かります。

水を飲み込むのも痛くて痛くて、熱で身体がだるいし、みんなここで抗生剤や抗炎症剤、解熱剤を飲みたくなるんだけど、ここが頑張りどころ。ひたすら水分補給しながら寝る。食欲ないなら無理して食べる必要なし。ひたすら寝る。息子と夫の夕食(簡単なもの)をぱぱっと作り、即行でベッドに戻るを繰り返した結果、やっと回復してきました。まだ扁桃腺は腫れて痛みもありますが、ベッドから出て少しづつ通常運転に戻していっています。水+少量の味噌汁+レメディーで5日間過ごした結果、体重3キロ減…マズイ。

 

ホメオパシーを勉強している人が扁桃腺腫らすなんて…やっぱ自然療法インチキねって言う人もいるかも知れませんが、私も生身の人間なので風邪の一つや二つ引きますよ。

今回は、思いっきり心当たりがあるんです…。

ここ数か月、色々色々悩んだり考えたり、落ち込んだりイライラしたり、それが原因で夫と喧嘩したり責めて自己嫌悪に陥ったり、バイタルフォースを停滞させる事この上ない生活を送っていたので、体調に違和感を感じ始めた時(=身体からの「おーい!あなた間違った方向に進んでるよ!軌道修正しなさいよ!」っていう警告)を素直に受け入れていたら、もしかしたら扁桃腺は腫れなかったのではないかなーと、うっすら思っていたりします。

本当に身体は正直で、私達が"本来の私"でない方向に進もうとすると、ちゃんと警告を出してくれるし、最終的には病気になって気づかせようとする、立ち止まらせようとする。だから何かしらの症状が出る事は悪ではなく、ありがたい事なのです。そりゃ~症状が出ると不快だし辛いけれどね、そこから逃げずに向き合う事、とっても大事だなと思います。

 

ここ数日の母の体調不良により、息子は昼間はパパにべったり、夫は夫で仕事を午前中で切り上げて帰宅、昼食を食べさせて午後から毎日息子を外に連れ出してくれています。いつも文句や不平不満ばかり言っている鬼嫁の私ですが、感謝を忘れずに1日1日過ごさないといけないな、と思いました。

ここ数日、夜中に「マミー!マミー!」と寝ながら泣く息子。添い寝するとピタッとくっついて離れない彼を見ると、体調不良な母のせいで我慢させてる事が多々あるんだろうなと思うと、これもまた申し訳なくて…。母は全快までのラストスパート頑張りますわ。