発酵に失敗したパン生地を救済!
今日は楽健寺酵母でくるみパンを作ろう!と張り切って息子とキッチンに立ったのですが、一次発酵後にボウルの中を見たら全然膨らんでいない…。生地の表面が乾燥しているわけでもないし、温度も適正。発酵時間もいつものように2時間。何でだろう…分量間違えたかな?いや、全て合ってる。考えられる原因はただ一つ。
楽健寺ちゃんの発酵力が弱まっていた事に気づかずに使ってしまった事でした!
楽健寺ちゃんの生命力が強いからとちょっと気が緩んでしまって、餌をあげるのをすっかり忘れていました。毎日かき混ぜて、香りのチェックもしてブクブク気泡が出てくるから大丈夫だと思ってたけれど、少しずつ気温も上がって来て楽健寺ちゃんの活動が活発になればなるほど、餌も必要になるよな~と反省。毎日のようにパンを焼いていれば頻繁に継ぎ足し継ぎ足しでどんどん増やしていく事になるけれど、週に1~2回しか焼かないと、どうしても継ぎ足し回数が減ってその分酵母のパワーを衰えがちになってしまいますね。これから気を付けないと!
全くと言っていい程発酵しなかったパン生地。さて、どうしましょう…。捨てるという選択肢は無し。だからと言ってこのまま焼いてもカチカチの硬いパンになってしまいます。そうなれば誰も食べないし、結局ゴミ箱行きになってしまう。google先生で検索するとベーグルにしてしまえば美味しく頂けるとの事だったので、砂糖を溶かしたお湯で軽く茹でてオーブンで焼いてみました。
生地が柔らかくて、お鍋に入れる時に形がかなり崩れてしまいましたが、本物のベーグルのようにモチモチとした食感のなんちゃってベーグルが出来ました。
ベーグルばかりでは飽きるし、ちょうど3時のおやつ時だったので生地の半量はピザにしました。薄く伸ばしてトマトソースを塗り、息子が食べやすいように粗みじん切りにした玉ねぎとベルペッパー、ブラックオリーブとチーズを乗せてオーブンへ。
小振りのピザを息子と半分こして頂きました。ふわふわもっちりとした生地で、子どももペロっと食べてしまいました。もっと薄く伸ばしてクリスピーにしてもまた美味しそう!
他にもピタパンにしたり、ナンにしたり、救済方法は色々あるみたいなので、また失敗してしまった時にあれこれ試してみようと思います。
あぁ、捨ててしまわなくて本当に良かった。ごちそうさまでした!