里帰り出産中、夫はどうするの?
長男を出産した時も今回の出産も、私の中ではアメリカで出産するという選択肢は全くなく、日本に里帰りして出産する事一択で、夫も大賛成でした(です。)
アメリカで出産した方が長時間の移動の必要も無く、産後の子供の出生届や二重国籍の手続きなどは日本でやるより楽だし、夫の職業上妊婦健診も出産費用も全て保険でカバーされるのだけれど、合理主義なアメリカらしく無痛分娩や安易な帝王切開(医師都合や分娩時間を短縮する為の不要な医療介入としてのそれを指します。)、生まれて間もなくワクチン接種、産後間もなくの退院(産後の肥立ちという概念が無い)…その他いろいろと私達の価値観と合わない事が多く、日本で出産、そして今回は助産院で自由に産むという決断をしました。
それだけでなく、4歳(先日お誕生日でした)になる息子に少しでも日本で多くの経験をして欲しい、日本語に触れる機会を持たせたいという気持ちもありました。夫は今夏からアメリカ国内、海外あちこちに出張に出るようになり、出産直後からアメリカでワンオペ育児をする私の負担を心配して、日本に里帰り出産を勧めてくれました。
よく「里帰り出産なんてしたら旦那さん、育児に参加してくれなくなるんじゃない?」とか「旦那さん、子供に対する愛情が湧かなくなるんじゃない?」とか言う人がいたり、「よくそんな長期間、旦那さんと離れ離れになれるね!」とか言う人がいるそうなのですが、そんなに脆い結婚生活、夫婦関係のカップルって多いの?!と少し驚いている…と言うのが私の本音です。
里帰り出産と言っても、長男の時は出産直前から夫も育児休暇を取得して来日、生まれる瞬間も生まれたその夜から今までずっと一緒だったし、今回も育児休暇として2か月休んで良いよ!と上司からGoサインが出ていたので、コロナ騒動が無ければ今頃来日していました。(上司もつい最近子どもが誕生し、子育ての大変さと我が子の可愛さが半端ない事を身をもって経験中&何度も言いますが仕事よりもとにかく家族最優先!の職場です。)夫と私の両親の関係も良好だし、長期で私の実家で過ごしても誰もストレスを感じないので気軽に里帰り出産が出来るのかも知れません。
今回は残念ながら夫は水際対策のせいで日本に入国が出来ないのでアメリカでお留守番ですが、今の時代ビデオチャットでいつでも繋がれるし、長い人生のほんの一瞬を離れて過ごそうが私達家族の絆は変わらない、次男誕生により更に家族としての絆が強化されているのではないかと思っています。
食事の準備も洗濯も掃除も、基本的な家事は何でも自分で出来る人なので、そこも心配する必要は無いし、パティオのハーブや野菜たちも夫が毎日お世話をしてくれているので今年は1つも枯れずに順調に成長しています。
在来種のカレンデュラ、次々と開花している!赤紫蘇も大葉も葉がワサワサ!か弱かったレモンバームもジャーマンカモミールも驚く程大きくなっていて、そろそろ収穫してドライハーブにしたり刻んで冷凍保存して欲しいけれど、流石にそこまでは手が回らないみたいです。トマトは3株かなり大きく成長しているようですが、まだ実は付かず…じゃがいもは私がアメリカに帰国後に収穫予定。
さて、予定日まであと1週間!まだまだ生まれる気配はありませんが、さらしを巻いてお腹を固定しているおかげか、横位にも逆子にもならず、頭位のまま居てくれています。夕方になると恥骨痛、夜になると前駆陣痛っぽい痛みと張りがあって眠れない日もあるのでそろそろ出てくる準備をしてくれているのだとは思っています。
次にブログを書く時には出産していたいなぁ。
ちょこっとバイオダイナミック農法 ハーブ発芽♡
今日は朝からとても良い天気!だけれど風がとても強く、パティオの掃き掃除をしてもしても、沢山花びらや木の葉が飛んでくる1日でした。
先月末、バイオダイナミックカレンダーに合わせて種まきをしたハーブ達が一斉に芽吹き、ぐんぐん成長しています。バイオダイナミック農法とはルドルフ・シュタイナーが提唱したオーガニック農法の1つで、宇宙の営み(天体の動き)に合わせて種まき、水やり、収穫等を行います。ドイツやスイス、フランスなどのヨーロッパではバイオダイナミック農法で育てられたブドウで造られたワインが人気です。(でもせっかくビオワインと謳っていても保存料が添加されているものもあるので注意が必要!)
話しが逸れましたが、このバイオダイナミック農法で種まきをすると発芽率が高まったり、収穫量が増えたりすると言われています。今までずっと気になっていたけれど実行に移せなかったので、今春は色々実験してみたいと思っています。
こちらは大好きなカレンデュラ。ひまわりのように、太陽に向かって伸びていくので朝、昼、夕方、太陽を追ってあっちこっち向いて動くのが目に見えるので面白い!鮮やかなオレンジ色の花はまるで太陽みたい。沢山花が咲いたら、チンクチャーやオイルを作りたい…楽しみ。
こちらはシラントロ(パクチー)。体内重金属の排出を促してくれるデトックス作用の強いハーブですが残念ながら栽培過程で農薬が大量に使われているので、オーガニックの種を買って自分で育ててみる事にしました。種そのものが硬いので、少し発芽に時間がかかったけれど、発芽してからはあっという間に大きくなりました。
これはエキネシア(エキナセア)。北アメリカ原産でネイティブアメリカン達が古くから使ってきた神聖なハーブ。免疫強化のハーブとして有名で、チンクチャーやサプリとして人気があります。これもチンクチャーを作れたら良いなと思って育てています。北アメリカ原産で寒さにも強いはずなのに発芽率が低く、この先どうなるのかちょっと心配ではあります。大きく育ってくれるかな。
これはジャーマンカモミール。種が極小で、芽もとっても小さくて、霧吹きで水をあげてもポキっと折れてしまいそう。でも、1番最初に発芽して本葉がチラホラ出てき始めました。ハーブティーとして飲める日は来るかな。
そして最後は和ハーブの代表青しそ(大葉)!アジアンスーパーで買えるけれど、何せ高いのでずっと自分で育てたかったのです。沢山刻んで冷奴にのせたりつくねに混ぜたり、たっぷり頂きたくて!
今回はKitazawa Seedさんで赤しその種と一緒に購入しました。
Kitazawa Seedさんはカリフォルニアにある日本野菜をはじめとしたアジア野菜の種を取り扱う会社で、遺伝子組み換えでない種を取り揃えています。AmazonUSAでも一部取り扱いしているみたいです。
毎日息子と水やりをしたり、パティオに出て観察する時間が楽しみで仕方がないです。早く畑が欲しい!
パン焼きとキッチンガーデンと
なかなかスカッと晴れない最近のワシントン州。太陽が出たり曇ったり思うように気温も上がらず、最高気温は摂氏20℃届くか届かないかの毎日です。それでも長い長い冬が過ぎてお日さまが出てくれるだけで拝み倒したくなる位ありがたく、すきま時間を見つけては外へ出て日光浴に励む私達なのであります。
ほんの少し気温が上がっただけで、楽健寺酵母ちゃんたちの発酵力がぐんと上がり、ディハイドレーターの力を借りなくても数時間でブクブクと発酵するようになってきました。予想以上に発酵力が強くて、容器からあふれ出してしまう事も!分量も配合も何も変えていないのに、食パンを焼くと高さが出て大きな食パンが焼きあがるようになりました。
11月から継ぎ足し継ぎ足しで繋いできた楽健寺酵母ちゃん。店頭からイーストや天然酵母が消えても少しの野菜と果物さえあればパンを焼き続ける事を出来るので、この先も大事に大事にしていこう!何より香りも良いし味も美味しいしね。
そうそう、ずっと芽が出ずに心配していたマンゴー。先週ひょっこり発芽して、1週間で見違える程大きくなりました。
1週間前(Before)の様子↓
今日(After)の様子↓
葉が開いて、小さな小さなヤシの木みたい。
2年目のりんごも、今春新しく生えてきた葉が鮮やか。
トマトはゆっくりゆっくり成長中。気温がもう少し上がれば成長も進むかな。でもちゃんとトマトだと分かる姿になってきました。
ラディッシュもようやく本葉が出始めました。昨年と比べるとかなり時間が掛かっているけれど、気温が上がれば大丈夫かな。
先日届いたハーブの種たちも発芽に向けて着々と準備を進めています。コロちゃん騒動による買い溜め&買い占めにより、紙製エッグカートン入りの卵が暫く売り切れていて(オーガニックのお気に入りの卵)プラスチック製エッグカートン入りのオーガニック卵を買っていましたが、程良く保湿されて蓋を閉めておくと温室効果があって種にとってはベストな状態が保てるのでこれはこれで良かったと思っています。洗って大事に何度も使おう。
明日は晴れる予報だけれど少し寒そう。マンゴーとアボカド達はお部屋の中に入れてあげなくちゃ。
ブリトーボウルとバナナブレッド
今日は朝からしとしと雨が降っていて、完全おこもりデー。
夫は午前中だけ仕事へ出掛けて行きましたが、ランチまでには戻るという事だったのでリクエストを受けていたブリトーボウルを作りました。
これは私用。夫と息子にはタコミート(チキン)を追加。息子も一緒に食べれるように、タコシーズニングは自家製。
スパイスを増やしたりを減らしたり、自由に調合できるのが自家製の良いところ。
いつもならランチの後に外へ繰り出すのですが、今日は雨が降っているのを分かっているので息子は1度も外へ行きたいとは言わず、家の中で暇を持て余していたのでバナナブレッドを焼きました。
完熟バナナ2本を潰す作業は子供でも簡単にできる。
たまごの代わりにチアシード、バターの代わりにココナッツオイル、そしてココナッツシュガーで少しだけヘルシーに。
シナモンパウダーは多めに。
混ぜる作業も息子に託します。
ここまでキッチンにいた息子は飽きてしまったようで、この後夫の元へと去っていきました。
あとは粉類をさっくり混ぜて焼くだけ。
ココナッツシュガーを使ったので焼き上がりもしっかり色が付いてほんのりココナッツの香りが漂います。
焼きたても美味しいけれど、一切れだけ頂いて一晩寝かして明日また頂きます。
今日4月22日はアースデーでした。アースデー直前に種たちが手元に届いたので今日は家族みんなで種を蒔こうと思っていましたが、生憎の雨。お天気の良い週末まで待つ事にしました。でも見て見て!1か月前に植えたマンゴーの種、遂に発芽しました!ここからどんな風に成長するか楽しみ。
全ての種が届きました
ずっと待っていた種たちが届きました。アマゾンからは昨日、明日配達予定になっていたEtsyからの種は1日早まって今朝、USPSが届けてくれました。こんな状況下で毎日あちこち配達に回ってくれている方々に感謝しないといけませんね。いつもは「配達ありがとう!」って声を掛けるのですが、今日はありがとうを伝える事が出来なかった…。
40種の野菜の種と12種のハーブと野菜の種たち。小さなパティオで全てを同時に育てる事は出来ないので、焦らず欲張らず、少しずつ種を蒔いていこう。北アメリカ原産のエキネシア(エキナセア)、ワシントン州の涼しい環境に適しているラベンダーやカモミール等のハーブ類はお天気や月のタイミングをみて、種まきをしようと思います。
昨年虫にやられて丸裸になってしまったオーガニックりんごは、ここ数週間で葉が沢山出てきました。
トマトやアボカド、バジルにとってはまだまだワシントン州の気温は低すぎるのか、成長がかなりゆっくりです。明日から暫く雨の予報。早く暖かくならないかな。
種が届かない!
今月初頭にオンラインで野菜とハーブの種を購入しました。
何種類もの野菜と果物の種がセットになっているものをアマゾンで、ハーブの種はEtsyで注文。どちらも全て固定種・在来種・遺伝子組み換えでないものだけを選びました。
近くのホームセンターや1ドルショップでも種は簡単に手に入るのですが、F1種だったり遺伝子組み換えのもの、種の周りに殺菌剤や化学肥料等が塗られているものが多く、遺伝子組み換えでない&固定種や在来種はなかなか取り扱いも少なく割高なので今回はオンラインショッピングにしました。
口に入れるものは多少お金を掛けてでも安心安全なものを選びたい。私だけでなく子ども、そしてその孫、その先の子孫たちにも今私が食べるものが遺伝子の中に組み込まれていくと考えると、責任を感じます。蒔いた種や実った作物を食べた鳥やリスなどの小動物への影響、土壌への影響…考えるとキリがないけれど、そこを切り離してはいけないなと思います。瀬戸内海のド田舎で農業をしていた祖父母たちが種を採取し、またそこから新しい作物を育て、また時期が来たら種を採取して命を循環させていた姿を見て育った事、学生時代に読んだレイチェルカーソンの本の影響ですかね。
そんな熱い思いで注文した種たち。注文して2週間経ちましたがまだ届きません。もう4月も半ばだというのに…。ちょうど種まきシーズンとコロちゃん騒動が重なり、種の注文殺到、USPS(アメリカ郵便)は一部業務を縮小していて、コロちゃん感染予防のため郵便物への”タッチレス化”を図っているらしく、いつもなら各ポイントで追跡バーコードがスキャンされるのですが今はそれも止まっているらしく、2週間前にUSPSが荷物を受け取った某州から全く動いていません…。今年は種まき出来ないかも知れないなぁ。そうなったらしょうがないね。なるようになる!
因みに先日あるものをeBayで購入したのですが、そちらは種の注文より後でしたがもう手元に届いています。そうそう!話が脱線したついでに。先日iHerbでよく使うホメオパシーレメディーを注文しようと思ったら、欲しいレメディーは見事にストックアウト。今日、近くの自然食品店に行ってみたら、そちらも欲しいレメディーだけが見事にストックアウトしていました。我が家では普段から出番の多いレメディー達なのですが、これらのレメディー達、今のこのコロちゃん騒動でも使えるレメディーでプロのホメオパスやホメオパシー愛好家の間ではもうその事実が伝わっていて、みんな買いに走っているという事なのか?!手に入らなかったのは残念だけれど、ホメオパシーを信じて使っている人達が近くに沢山いるんだと知る事が出来て、手に入らなかったのは残念だけれどちょっと嬉しくなりました。だからこそ、もっと勉強をして知識と経験を積み上げていきたいなと思いました。
StayHome④トマトとケールが発芽しました
去年に引き続き今年もパティオでタイニーキッチンガーデンに挑戦しています。
最初はキッチンで出た野菜や果物のを種を捨てるのがもったいなくて思いつきで始めたキッチンガーデンですが、今年は野菜や果物だけでなくハーブやエディブルフラワーにも挑戦してみようと思って、固定種(在来種)の種をオンラインで沢山注文し配達される日を楽しみに待っています。
丁度ガーデニングや畑仕事を始める時期と最近のパンデミックの影響が重なってか、新しい種たちの到着が通常よりも遅れるみたい…。待ちきれないのでとりあえず手元にあったトマトとケールの種を蒔きました。
最初に芽を出したのはケール達。
ひまわりのように太陽の方へ向かってぐんぐん伸びるので、1日に2回~3回、太陽の動きに合わせて方向転換をしてあげています。ちょっと伸びすぎな気もするけれど…もう暫くこのまま様子を見てから間引きしようと思います。
そしてケールに出遅れる事5日。トマトも芽を出しました!
トマトにとってワシントン州はまだまだ寒いみたい。
エッグカートンの半分にケール、もう半分にトマトを蒔いたので、間引きをして上手く育てば6株ずつ育つ予定!昨年の夏は急遽息子と二人日本へ一時帰国する事になり、夫も同じタイミングで長期出張が入ってしまったため全部枯らせてしまったけれど、今年こそは沢山実をつけてくれるのをこの目で見たいな。