living sparkly naturally 地球と身体にやさしい生活

ワシントン州からフロリダ州に引っ越し。身体にやさしい食生活、ゆるゼロウェイスト、そして二児の母としての毎日を綴ります。2021年6月からフルタイムRV生活をしています。!

停電しました

先日のブログ、タイトルにインパクトがあったのか読んで下さる方がいつもより多かったみたい。

ヒーローを求める事が良いとか悪いとかではなく、今上手くいっている事/上手くいっていない事、自分の幸せや不幸せ、その他諸々の原因を外に見出そうとしたり自分自身の内側ではなく外に答えを見つけ出そうとし続けていては、何も解決しないし答えは見つからない。そして一時期は解決したように見えても、また別の形で同じ壁にぶち当たったり、更に大きな問題として目の前に立ちはだかる事になると思うのです。外ではなく自分の中にいつも問いかける、自分の生き方や人生に責任を持つ覚悟をし、それと同じ分だけ人の考えや価値観を受け入れる事が出来ればまた違った世界になるのでは…と思います。

アメリカが震源地となり、現在世界中が揺れに揺れていますが、冷静に、平常心で。これまでの常識や概念ではどうにもこうにも受け入れられない事が起こったり、非科学的だと思う事が起こったり、ショックでパニックになる様な事が起こる可能性もあるけれど、とにかく冷静に、落ち着いていきましょう。私のようにホメオパシーを愛用している人、その他諸々の”非科学的でエビデンスのないインチキなもの”と世間一般で言われるようなものとのかかわりがある人々は、きっとこの先どんな事が起きても気持ちは揺るがないはず。今まで経験してきた事、知識が本物であると確信を持てるようになるし、認められるようになる時代が来てると思う。We will see...

そうそう。先日(12日火曜日)の23時55分頃、停電しました。実はアメリカでは最低でも10日分の水と食料の確保をし、懐中電灯やその他色々とサバイバルできるものを準備しておいた方が良いという噂が流れていまして(詳しい話は今回省きます)、ちょうど夫と「Black outするかも知れないね」と冗談を言っていたらその瞬間ブチっと電気が消えてビックリしたのです。夜中だったので特に困るという事はありませんでしたが、それから復旧まで約12時間掛かったので翌朝の食事の準備が少し大変でした。前日にパン生地を仕込んでおいたのですがオーブンが使えないので焼けず…。電気コンロも使えないので大事にしまっておいたカセットコンロと永谷園のかまどさん(土鍋)を引っ張り出してきて、久々にごはんを炊いたらこれが美味しいこと!火加減の調整もしなくて良いし楽。毎日カセットコンロを使ってご飯を炊くのはもったいないけれど、定期的にかまどさんで炊いたご飯を食べたいなぁ。

電気が復旧して最初にした事はパン焼き。捏ねないパン生地(低温長時間発酵)だったので過発酵になって使い物にならない事態は避けられたけれど、ベストタイミングで焼く事が出来なかったので、不格好なシナモンロールが出来上がりました。

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油分はココナッツオイル、ココナッツシュガーを切らしていたのでキビ砂糖で。

外にヒーローを探すのはもうやめよう

これまで今現在アメリカで起こっている事に関して、一喜一憂、落ち込んだり怒りでいっぱいになったり…本当に沢山の感情を抱いてずっと見守ってきました。

米大統領に期待し、でもあまり深入りし過ぎず中立の立場から一歩下がって見守る姿勢をとってきたつもりでした。が、彼が世界を救ってくれるヒーローだとどこかで信じ期待していたところがありました。(これを認めるのはなかなかしんどかった…苦笑)

前々から言っているこの世界を牛耳っているほんの一握りの方々(もう言っちゃうけどDSだったり某一族だったり)の存在も、世間が陰謀論の一言で片づけてしまう数々の出来事も残念ながら本当の事で、信じたくはないけれどヒーローであって欲しかった人までもが、実はあちら側だったのかも知れない…そう考えざるを得ない事が少しづつ積み重なって、絶望に近い気分を味わっています。(でも私は既に復活!してます。不安も恐れも無いよ。)

前回のブログにも少し書きましたが、世界を支配する人々は私達を「分断・対立」させて私達がそちらに気を取られている間に、知らず知らずのうちにコントロールされ、支配される側、つまりは支配層から見て私達は奴隷、もっと言うと家畜という図式がもう既に出来上がっているのではないのかなと思ったりしています。

現大統領派vsB氏派、民主党派vs共和党派、ワクチン推進派vsワクチン否定派…色々ありますよね。でも、これらに固執しいがみ合う事をしていては支配層の思う壺なのでは?

今表舞台に立っている人々はただの操り人形で、彼らの隠れ蓑なんだとしたら?

今私達が戦うべき相手は、この表舞台に立っている人々ではなく世界を牛耳っているピラミッドのトップにいる人々(DSとかね)なのではないかな。

何党だろうが誰が大統領になろうが、そこが1番重要な事ではない。これまで祖先たちが守り抜いてきた自由、民主主義が崩壊していく事を食い止める事が何よりも私達の最優先すべき事なのではないかなと思うのです。対立しあっている場合じゃない。

私がおばあちゃんになった時も「It's a free country.」って言える世の中であって欲しい。

お互いに耳を傾け、受け入れ赦し、手を取り合って戦うべき相手は何度も言うけれど、頂点に立つ支配層。今まで私達はずっと一般市民には何もできない、権力者にはどう足掻いても勝てないって思い込まされてきたし、自分ではなくヒーローだったりリーダーだったり、他の誰かに委ね期待して任せっきりにしてきた事が多々あると思うのです。今回の件だってそう。

でも、外にヒーローを探すのはもうやめよう。ヒーローなんて要らない。私が、あなたが、一人ひとりができる事をやっていこう。

支配層の人々とは比べ物にならない位、こちらは大所帯なんだから。団結した日にはあちらには勝ち目はないのです。勝ち負けとかそんなレベルの話は実はどうでも良いのだけれどね…。

ここまで書いてきた事が、全て私の勘違いで彼が本当にヒーローだったら良いのだけれど。その時は笑い話にして下さいね。

2021年、あるがままの私を受け入れ愛する

2021年、いかがお過ごしですか。年が明けてもう5日目(日本は6日)。1日24時間本当にあるのかな?と思う位毎日があっという間に過ぎ去っていきます。

ワシントン州はずーっと雨。初日の出も拝めず、今年はお正月らしくないお正月を過ごしました。おせちは黒豆煮、お雑煮のみ準備しただけ。30日の夜に黒豆を仕込んで(灰汁を取って調味して鍋帽子で一晩保温)、翌朝更に火にかけて硬さを調整するだけの簡単黒豆煮。重曹を使わなくてもふっくら仕上がりました。真っ黒にはならなかったけれど…。

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我が家の1月2日の夕食はカレーでした(笑)全体的に甘い味付けのおせちを数日続けて頂くよりも、その都度その都度食べたいものを頂く方が夫も子どもも良いみたい。

 

これまで新しい年が始まると目標を掲げていたのだけれど、今年はそれも止め。

私は私のままで、それだけで素晴らしい。唯一無二の存在。

他の誰かの真似をする必要も無いし、他の誰かになる必要も無い。

「頑張らないとダメ」「~でなければならない」って思考を手放す事にしました。

私の感情にひたすら耳を傾け、私が本当に望む事、心地が良い事をしよう。

もっと自分に優しく、地球にも優しく生きていきたいです。

 

 

 

 

 

 

必要なものはもう既にある

2020年も間もなく終わりますね。

10月のハロウィンから始まって、サンクスギビング、クリスマス…とイベント続きのこの時期。

我が家は何も特別な事はせず、いつも通り穏やかに過ごしていました。

大量消費、大量使い捨て、超物質至上主義国アメリカで過ごしているともうこの一連の流れから「もううんざり。一抜けた!」って気持ちになるのです。

何も考えず、何も疑問に思わず雰囲気に飲まれ、ただただ周囲に同化して楽しめたらどんなに楽だろうか…とも思うけれど、そうなれないのが私なんだなぁ。

大して必要でないものを贈り合って、数か月後にはゴミ箱にポイ、クローゼットの中で埋もれて何年も存在を忘れてしまうような物にお金と時間を費やし、子ども達まで物質至上主義にしてしまうこの一連のイベントに、どうしても違和感を感じてしまいます。

幼稚園や巷からの影響で、サンタの存在を知っている長男(4歳)。2歳の頃には生のもみの木のクリスマスツリーを飾ったし、プレゼントも貰ったし、クリスマスが大体どんなものか、それなりに理解している様子。でも、あれが欲しい!これが欲しい!と一切言わないし、サンタさんにお願いするとも言わないので、あえて私達からプレゼントを用意する事はしませんでした。(日本の祖父母からはこれをあげてね!と言われていたものがあったので、約束通り用意しました。)子供たちが学校に通い始めたら、きっと状況も変わるでしょう。友達はプレゼントがもらえるのに僕はなんで何も無いの?って言われる日が来るかも知れない。そうなったら、ちゃんと説明したい。私達親の意見を押し付ける事はエゴになるので、子供と話し合ったうえでどうするかはまた考えようと思います。

夫婦間でのプレゼント交換も無し。キッチンツールとか欲しいものは幾つかあるけれど、それらがどうしても欲しいかと言われたらそこまでじゃないし、あえてクリスマスプレゼントとしてもらう必要は無く、必要な時に迎え入れればそれで良いと思っています。

先日久々に遠出をした時の話。

過度なロックダウンによって仕事も家も失った人々が、寒空の下ハイウェイ脇にずらーっと並ぶ光景を目の当たりにしました。もともとポツポツとホームレスがいたエリアに、今まで見た事無い数のテントが沢山。その一方で大量のプレゼントと食べきれないご馳走を囲んではしゃぐ人々がいる。同じ国で、同じ州で、同じ町で、この差は何?

国が変われば内線や戦争、略奪などで今を生きる事で精一杯の人々がいる。家族や両親のいない子ども達、貧困で今日明日をどうやって食いつないでいこうかという人々もいる。仮に、クリスマスがキリスト教のイベントならば、何故そういった人々に意識が回らないのだろう…とも思う。幸せって一体何?この世に渦巻くエゴのエネルギーにクラクラする。本当に必要なものって何だろう。私達は一体何を見てどこを目指しているのだろう。私に必要なものはもう既にあるんだよね。あなたにとって必要なものももう既にある。物質じゃない。お金じゃない。

そんな事を考える2020年の年の瀬であります。

皆様どうぞ良いお年をお迎えください。

 

 

 

 

 

 

楽健寺酵母パン、再開しました

今回の一時帰国中に冷蔵庫で休眠させていた楽健寺酵母。6カ月放置していたので流石にもう無理かなと思っていたけれど、冷蔵庫から出して餌を与えたら見事にブクブクと発酵、よみがえってくれました!…と前回のブログで少し触れましたが、そうなのです、楽健寺酵母ちゃんの生命力は半端ないのです。大体2か月位は持ちますよーって世間一般では言われているのですが、うちの楽健寺ちゃんは6カ月たっても元気だったので、捨てる事なく無事にパン焼きが再開できました。この酵母、老舗蒲焼き屋さんの秘伝のタレのように継ぎ足し継ぎ足しで、将来息子たちに受け継がせたいなと密かに思っているのだけれど、それも夢じゃないかも知れないなって思います。パンを焼かない期間があっても、酵母を冷蔵庫で休ませていたらまた後々使える事が分かったのでね。そもそも息子たちがパンを焼くかどうかって言われたら、焼かないかも知れないけれど(笑)

今までは野田琺瑯のぬか漬け美人を食パン型にしてたけれど、最近は持ち手付きの角型琺瑯容器で焼いています。一気に焼くより、少しずつ頻繁に焼いた方が楽健寺酵母の回転も良く過発酵になるのを防げるので私の生活リズムにはあっているみたい。

一次発酵後にベンチタイムを経て、琺瑯容器に移して二次発酵。発酵が上手く進めば容器半分程度だった生地が琺瑯容器から少しはみ出るくらいまで膨らみます。

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焼き色をしっかり付けると美味しい楽健寺酵母の食パン。

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今回の一時帰国でホシノ天然酵母を購入、試しに何度かパンを焼いてみましたが、ホシノはどちらかと言うとふわふわの菓子パンに、楽健寺は食パンなどのシンプルなパンに使い分けると良いなと思います。(私個人の好み。)

アメリカ暮らし*簡単キムチ作り

毎日毎日雨続き…。寒さよりもこの仄暗さに気持ちが滅入りそうになってしまいます。

息子たちは外遊びが出来ないので、ストレスが溜まっている様子。特に長男は1日中Fussyで…手を焼いています。「お兄ちゃんでしょ!」「お兄ちゃんだから我慢して!」とは決して言わないようにしているのですが、どうしても下の子が泣いてる時は手が離せないし、授乳中だったり寝かしつけの時には、長男なりに我慢したり寂しい思いをしたりしているのだと思います。4年間ずっとダディーもママも独り占めだったのに、弟が生まれてから急に両親との時間を赤ちゃんと半分こ(暫くはそれ以下かも知れない)にしろと言われても、そんなに簡単じゃないよね。毎日よく頑張ってくれてる。分かっているのにイライラしてつい怒っちゃったりして…しょっちゅう反省している私です。

 

そうそう。アメリカに戻ってきてようやく生活も落ち着いてきたので、また発酵食品作りを再開しました。冷蔵庫で眠らせておいたコンブチャスコビーは新たな紅茶液の中で再発酵中。楽健寺酵母は表面の空気に触れて黒ずんだ部分を捨て、また新たにりんごやニンジンなどの餌を与えたらブクブクと発酵してくれて、食パンを焼く事が出来ました!(写真撮り忘れ。)昨年日本から持ち帰って来てずっと冷蔵庫で眠っていた生の米麴で濃縮甘酒を仕込んだら、こちらも成功!麹菌によって、冷蔵庫内の環境によっては数ヶ月以内にダメになってしまう可能性もあるので一概には言えませんが、私の場合、紙袋に入れてから乾燥しないように更にビニール袋に入れ、酸欠にならないように袋の口を少しだけ開けておき、冷蔵庫の1番奥に保存しておいたら1年経った今でもしっかり生きていました。きっと香りだったり風味だったりは新しい麹には劣るのだろうけれどね。

そして今冬は初めてのキムチ作りにも挑戦。我が家の近くに韓国系スーパーがあって、そこでキムチはすぐに手に入るのだけれど、韓国人が韓国人の為に作っているので私達夫婦には辛過ぎるのです。そして量も多く食べきる前に過発酵になり酸味が強くなり過ぎて更に食べ辛くなるという負のスパイラルに陥ります。ならば、自分で作っちゃおうという事で、韓国唐辛子だけを新たに購入。後は家に有るもので作りました。

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今回使ったのは

  • 白菜
  • 人参
  • 大根
  • ニラ(ネギでも可)
  • りんご(あれば梨)
  • ナンプラー
  • 塩麹と濃縮甘酒
  • 韓国唐辛子
  • 生姜
  • にんにく

一口大に切った白菜に塩を振りしばらく放置。水が出てきたら塩抜きをして良く絞って水けを切っておく。残りの野菜を千切りに、しょうがとにんにく、りんごをすり下ろしてその他の調味料と全てを混ぜ合わせるだけ。我が家はプラントベースな食生活を送っていますが、ビーガンではないのでアミの塩辛の代わりに今回はナンプラーを使用。砂糖や米粉の代わりに自家製塩麹と濃縮甘酒を使って甘みをプラスしてみました。ナンプラー塩麹も甘酒も、みんな発酵食品なのできっとキムチも本来あるべき発酵食品として美味しく出来上がってくれるのではないかなぁと出来上がりが楽しみです。(余談ですが、スーパーで売っているキムチの多くは一切発酵していないなんちゃってが多いのです!)

美味しくできあがったら、暫くは小さめの琺瑯容器に入る分だけ(大体白菜の葉5~6枚)を作って、無くなる頃に新たに漬けるサイクルでやってみようと思います。

アメリカ暮らし*今年は基本のシンプル栗の渋皮煮

アメリカへ帰って来て約2週間。家族4人揃って過ごす毎日がありがたくて、毎日特別な事はしていませんが当たり前の日常が幸せで…穏やかな日々を送っています。

次男は4ヵ月と1日で早くも寝返りをマスターしてしまいました。お昼寝中や夜中に寝返りをして目を覚まして泣いて寝不足の様子。私もなかなか自分の時間を持つことが出来ず長男との時間もなかなか取れずもどかしいですが、これから少しずつ生活のリズムが整って落ち着いてくるかと思います。夜間授乳の為か、私一人未だに時差ボケが続いています。

そんな毎日を送っていますが、昨年は作る機会を逃してしまった栗の渋皮煮、今年は時間が無くても眠たくてもどうしても食べたくて作っちゃいました。

2018年の様子はこちら↓

livingsparklynaturally.hatenablog.com

2年前は赤ワインを使ったので色も濃く大人の味でしたが、今年はシンプルに基本の作り方でキビ砂糖を使って甘さを控えめに仕上げました。見た目も味も、今年の方が良い感じ。ふっくらしっとり感、伝わるかな。

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地元ワシントン州産の栗、約500gで5ドル。いつも行くスーパーの片隅にひっそりと陳列されていたのを発見して2袋(約1㎏)購入。半分は冷凍しました。後日マロンペーストや栗ご飯、お正月に栗きんとんにしようか…あれこれ考えるだけで楽しいけれど、実際にはそんな時間無いかなぁ。